けれど空は青
あの原発事故の時、福島第一原子力発電所の所長として指揮を執った吉田氏
良くも悪くもエピソードには事欠かないが、少なくともあの時、彼が指揮官ではなかったとしたら、より深刻な事態に陥っていたとも言われている。
そんな吉田氏が脳出血で倒れ、緊急手術を受けたという。
(命に別状は無いが、重篤という)
その昔、吉田氏がスタッフと共に飲み歩いた地元の街は、残念ながら見る影も無い。
しかし、夏の空は当時と変わらぬ色を湛え、燦々と降り注ぐ陽の光は、今も、そしてこれから先も決して変わることはない。
"心のあるままに 向くままに 信じれば 信じれば いつもの空"
"手も振らずに別れた 思い出色した夢たち"
"もしも涙で色が消えても けれど空は 空は青"
(Words by 飛鳥 涼)
見えているかどうかは分からない。…けれど、空は今も青いですゼ、旦那!
あの時の福島県で共に生きた"同志"として(若輩者ながら)、吉田氏の快復を心より祈願したい。
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baocoさん、こんばんは!
"涙で瞼閉じても空は青"
「宇宙船地球号」の乗組員は、皆、運命共同体。
時に色も表情も変えるけど、見上げる空はまた、同じなんですね。
投稿: bill | 2012年7月31日 (火) 22時35分
billさんの心を考えたら涙出たわ、
私達は遠いところにいるけど、同じ夏空見上げてたんやね~。
投稿: baoco | 2012年7月30日 (月) 23時47分
たかchanさん、こんばんは!
"最善を尽くすため"本社の指示に"嘘をついて"背いた武勇伝は余りにも有名です。
(混乱する官邸と東電本社をよそに)暴走する原子炉を前に戦った実働部隊に対しては、
心から敬意を表さずには居れません。
あの時、空は厚い雲に覆われていました。そして、風向きと雨が"今"を決定付けてしまったのです…。
あれから一年数か月。こうして「青空」を見上げることができるのは、最前線で戦った彼らのお陰なんですね。
投稿: bill | 2012年7月30日 (月) 23時09分
起きてしまったことは事実として、当時、彼は彼なりのできる限りの対応を
したんでしょう。 どれほどの重責を背負いながら、対応にあたったかは
計りしれないが。
bill さんは真夏日の中、ふと見上げた空の青さに、当時のまだ肌寒い青空を、
すでに一年数か月の時間が過ぎた事を、そして、彼の誠意を感じたのでしょうか。
投稿: たかchan | 2012年7月30日 (月) 22時12分