朝日岳
山形県に広がる朝日連峰の最高峰、大朝日岳を歩いてみた。
国内有数の豪雪地帯にあり、標高2,000mに満たないながらも高山の雰囲気漂う山容が特徴的な日本百名山の一つである。
どのルートもロングトレイルとなるが、古寺鉱泉を基点に日帰りで挑む。
(古寺鉱泉駐車場↓)
登山道は、味わいのある古寺鉱泉朝陽館↓の直ぐ脇にある。
ブナの原生林を行くと、こんな珍しい樹が見られる↓
ブナとヒメコマツが絡む「合体の樹」だそうだ。何気に驚いたのは、ブナの背面↓
あの某扇風機?のような空洞があるが、枝や葉は他の樹と何ら変わらない!
…驚異的な生命力である
最初の水場「一杯清水」↓登り始めから1時間程の丁度いい場所~しかも道沿い
最初の頂、古寺山の山頂から眺める朝日岳↓
左側が小朝日岳。目的地の大朝日岳は右奥に見えている。
(ここで約半分の距離。遠いな…)
小朝日岳山頂から望む大朝日岳↓
(迂回ルートもあるが、折角なので展望を楽しみたい)
小朝日岳を下りた所から望む雪渓。雪渓は他にも点在している。
いよいよ大朝日岳が正面に見えてくる。
朝日連峰一の名水といわれる「銀玉水」↓(ここも登山道の直ぐ側)
(既にヘタリ気味のボクは、ここで長めの休憩を取る)
ここから山頂までは約1時間。もう一踏ん張りだ。
(大朝日岳と避難小屋↓)
山頂直下の避難小屋↓夏季シーズン中は管理人が常駐するという。
(テント設営は禁止とのこと)
山頂到着!何も遮るもののない圧巻の大パノラマ!
(あと10分遅かったらガスに覆われていた…。間に合って良かった~)
(小朝日岳方向↓)
(平岩山方向↓)
(袖朝日岳方向↓)
(西朝日岳方向↓)
澄んだ空気の中でじっくりと見渡してみたいものだ。
(道中の花々をいくつか↓)
(シーズンを過ぎたミヤマウスユキソウ↓(エーデルワイスの仲間))
(トリカブト↓)
合体の樹のほか、道中で見掛けた愉快な木々たち↓
(幹の穴は、見てはいけないモノを見てしまいそうな気がしたので、スルー)
(枝を曲げながらも巨木化するマツ↓)
このルートは起伏と平坦路のバランスがよく、思ったより歩き易い
稜線を歩く以東岳方面への縦走も魅力的であり、朝日連峰の楽しみはとても深い
因みに今回、ボクの足で往復8時間半程。(トータル16km超)
歩き易いとはいえ日帰りとしては長距離となるため、十分な余裕が必要である。
****** 番外編 ****************************************
ボクのグローブに止まり、蜂を食べるオニヤンマ↓
(カメラを向けても逃げる様子を見せず、5分程掛けて完食!思わず見入ってしまった)
****** 日本人の悪しき特性 *******************************
ブナの幹に刻まれた落書き↓(巨木が多いせいか、至る所で見られた)
記念とは、心の中に刻んでおくもの。余計なことはしないで頂きたい。
(後は写真にでも撮っとけ!)
因みに、上の写真にはファミリーと思われる数名の名前が刻まれていた。
彼らの家の近くに行かれた際は、「記念」として壁に落書きなんぞしてみては如何?
(そんなイヤミも言いたくなる)
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(GPSログ↓)
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