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2012年8月29日 (水)

朝日岳

山形県に広がる朝日連峰の最高峰、大朝日岳を歩いてみた。

国内有数の豪雪地帯にあり、標高2,000mに満たないながらも高山の雰囲気漂う山容が特徴的な日本百名山の一つである。

どのルートもロングトレイルとなるが、古寺鉱泉を基点に日帰りで挑む。

(古寺鉱泉駐車場↓)

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登山道は、味わいのある古寺鉱泉朝陽館↓の直ぐ脇にある。

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ブナの原生林を行くと、こんな珍しい樹が見られる↓

Img_0815

ブナとヒメコマツが絡む「合体の樹」だそうだ。何気に驚いたのは、ブナの背面↓

あの某扇風機?のような空洞があるが、枝や葉は他の樹と何ら変わらない!

…驚異的な生命力である

Img_0818

最初の水場「一杯清水」↓登り始めから1時間程の丁度いい場所~しかも道沿い

Img_0820

最初の頂、古寺山の山頂から眺める朝日岳↓

左側が小朝日岳。目的地の大朝日岳は右奥に見えている。

(ここで約半分の距離。遠いな…)

Img_0826

小朝日岳山頂から望む大朝日岳↓

(迂回ルートもあるが、折角なので展望を楽しみたい)

Img_0838

小朝日岳を下りた所から望む雪渓。雪渓は他にも点在している。

Img_0856

いよいよ大朝日岳が正面に見えてくる。

Img_0865

朝日連峰一の名水といわれる「銀玉水」↓(ここも登山道の直ぐ側)

(既にヘタリ気味のボクは、ここで長めの休憩を取る

Img_0883_2

ここから山頂までは約1時間。もう一踏ん張りだ。

(大朝日岳と避難小屋↓)

Img_0894

山頂直下の避難小屋↓夏季シーズン中は管理人が常駐するという。

(テント設営は禁止とのこと)

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山頂到着!何も遮るもののない圧巻の大パノラマ!

(あと10分遅かったらガスに覆われていた…。間に合って良かった~

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(小朝日岳方向↓)

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(平岩山方向↓)

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(袖朝日岳方向↓)

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(西朝日岳方向↓)

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澄んだ空気の中でじっくりと見渡してみたいものだ

(道中の花々をいくつか↓)

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(シーズンを過ぎたミヤマウスユキソウ↓(エーデルワイスの仲間)

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(トリカブト↓)

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合体の樹のほか、道中で見掛けた愉快な木々たち↓

(幹の穴は、見てはいけないモノを見てしまいそうな気がしたので、スルー

Img_0956

(枝を曲げながらも巨木化するマツ↓)

Img_0975

このルートは起伏と平坦路のバランスがよく、思ったより歩き易い

稜線を歩く以東岳方面への縦走も魅力的であり、朝日連峰の楽しみはとても深い

 

因みに今回、ボクの足で往復8時間半程。(トータル16km超)

歩き易いとはいえ日帰りとしては長距離となるため、十分な余裕が必要である

 

****** 番外編 ****************************************

ボクのグローブに止まり、蜂を食べるオニヤンマ↓

(カメラを向けても逃げる様子を見せず、5分程掛けて完食!思わず見入ってしまった)

Dsc04588

****** 日本人の悪しき特性 *******************************

ブナの幹に刻まれた落書き↓(巨木が多いせいか、至る所で見られた)

記念とは、心の中に刻んでおくもの。余計なことはしないで頂きたい。

(後は写真にでも撮っとけ!

Img_0966

因みに、上の写真にはファミリーと思われる数名の名前が刻まれていた。

彼らの家の近くに行かれた際は、「記念」として壁に落書きなんぞしてみては如何?

(そんなイヤミも言いたくなる)

***************************************************

GPSログ↓)

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山歩き(日本百名山)」カテゴリの記事

コメント

zuccaさん、こんばんは!

ワンゲルの方は、やはり基礎が違いますからね~。
(ヘタレなボクでは到底及びません…

樹林帯を抜けてからの尾根歩きは本当に爽快です。
少しでも多くの方に山の魅力をお伝えできればと思います。
(もっと撮影テクニックを磨く必要がありますが…)

こんばんは!
朝日連峰は ワンゲルに入っていた友達が縦走して「大変だった」と言ってました。
尾根歩きは見晴らしも良くて爽快ですね、素晴らしい眺め 楽しませて頂きました。
可愛い高山植物も大好き、自分ではもう登らないので 見せていただくのが楽しみです。
billさん、とても健脚なのですね。
また 山便り 楽しみにしていますよ!

ヨネさん、こんばんは!

トンボも偶然ですが、写真が撮れたのもまた偶然です。
(デジカメの性能がいいという話も…

軍手は丈夫なのでバカにできませんよ~(滑るケド)
この時は、紫外線対策が目的でグローブしてました。
(お肌の曲がり角はとっくに過ぎてますが…)

山に登らねば会えない景色や植物たちに魅了されっぱなしです

きゃぶさん、こんばんは!

いえいえ~、10数キロのウォーキングを軽~くこなすきゃぶさんの
ことですから、案外いけるかも…
名古屋は時折雨があるのでしょうか?
こっちはカラカラです
いい天気が秋口に続いてくれるのがベストなんですケドね~
きゃぶさん目線のレポート、楽しみにしています。

偶然グローブにとまった、トンボの写真をきれいに撮れていますね。
やはり装備が違うなぁ~私は軍手ですからヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

たくさんのお花がきれいに咲いていますね。
高山植物は、可憐なのに力強さを感じます。山に登らなければ
会えないところがいいですね。山の景色も登らないとですね。

記念とは困ったものです。

8時間半!すっご~い
私では日帰りはとうてい無理です~
こちら(名古屋)は週末ぐずぐず天気ばかりだったので、すっかり足が山から遠のいてしまっています
あぁ運動不足・・・怖すぎます
素晴らしい景色と可憐な山野草(と、のんきな昆虫
いつまでもこの姿でいて欲しいものですね~

たかchanさん、こんばんは!

今シーズンは(奇跡的に)休日の殆どがいい天候に恵まれています。
(休日でなくともピーカン天気ですが…)

以前、海外の有名観光スポットに落書きして世界中から批判された日本人もいました…。
極めて残念な光景です。
元来からの住人(木々)に対して申し訳ない気持ちで一杯になります。

bill さん、こまめにあちこちと登りますね。 感心します。
それも山を愛しているからなんですね。 リュックも靴もブログに紹介されるのに
納得します。 そして、ちゃんと可愛い草花の紹介までして。  楽しみました。

それにしても、最後の落書きは、観光地のいろいろなところもそうですが、
どういう感覚でされるのでしょうかね。 個人の記念など見たくないですよね。
こういうのを見かけて本当にがっかりします。 (-_-;)
 

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