裁ちそば まる家@桧枝岐村
桧枝岐村にある裁ちそばまる家を訪ねてみた。
まる家は、桧枝岐伝統の香り高い裁ちそばと「はっとう」が楽しめるお蕎麦屋さんで、旅館に併設している。
尾瀬の玄関口としても知られる桧枝岐村は、奥会津の高地にあるため稲作に適さず、米に頼らない独特の食文化「山人(ヤモード)料理」を特徴とする。
その山人料理の中でも特にオススメなのが、裁ちそばと「はっとう」
裁ちそばは、つなぎを使用しない生そばを何枚か重ね、手を定規のように当て布を裁つように包丁を手前に引いて切ることからその名が付いたとされる。
一番外側の皮だけを薄く削り、すぐ内側の皮と実を挽き込んで打つそばは、強い香りと色の濃さが特徴的。
(天もりそば↓)
季節の山菜、イワナの天ぷら等との組合せが実に美味しい!
で、絶対に外せないコチラ↓が「はっとう」
「はっとう」はその昔、高貴な役人がその余りの美味しさに村人が食べる事を「ご法度」にしたことからその呼び名が付いたとされる。
そば粉と餅粉同量を熱湯でこねた「はっとう」のほんのり甘くてモチモチした食感と、じゅうねんとの相性は抜群!
裁ちそばとセットで楽しみたい桧枝岐村の逸品である
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~折角なので、道中に立ち寄ったスポットをいくつかご紹介~
コチラ↓は、伊南川沿いの屏風岩(南会津町)
伊南川の急流が長い年月を掛けて形作った奇岩・怪岩が特徴的である。
コチラ↓は、桧枝岐木工品展示販売所
農作業が閉ざされる冬季を利用して培われてきた技術が冴える木工品の数々を販売している。
コチラ↓は、桧枝岐温泉スキー場(上記木工販売所前)
8月の第一土日に開催される恒例イベント「真夏の雪まつり」で使用される雪が保存されている。
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料理や景観は勿論、270年以上の歴史を誇る桧枝岐歌舞伎や温泉も素晴らしい桧枝岐村。
決して近い場所ではないが、奥会津に佇む由緒正しき日本の山村に"癒し"を求めては如何だろうか
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