3年目に思うこと
ふと気付けば、ブログ開設から3年の節目を迎えていた。
震災から僅か3か月。当時のボクは、ただ何かを伝えたくていたのだと思う。
あの筆舌に尽くし難い状況に置かれていた福島から、何かを…。
それは、「まるで国を挙げてのイジメ」のような現実に対する、小さな小さな反骨の精神だったのかもしれない。
大きく言わせて頂ければ、このブログには福島から少しでも元気を発信できたら!との思いが込められている。
(因みに、当初の予定では原発事故の終息宣言と共に終わろうと思っていた)
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震災の話題を出しておきながら何だが、実は、ボク自身の震災体験には一切触れていない。
(その理由も含め、これから先も触れることはない)
敢えて申し上げるなら、福島でひたすら現実と向き合っていた。
…ただ、それだけの事である。
また、ブロガーとしてのボクと、リアルなボクの双方を知る人は殆どいない。
ボクの意思で極々小さな範囲に留めているからだ。
(故に?相変わらずランキング↓は泣かず飛ばずだが…)
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自由気ままに綴っているようにも思えるこのブログだが(まぁ実際そうだが…)
実際のディテールを大事にする点と、所謂、左右の極に偏り過ぎない事には気をつけているつもりである。
また、基本的に一人称で書くスタイルも変えていない。
(最近は、コラム・つぶやき系の記事を減らし、地域情報の発信に傾注している)
友人をして、「一体、どこの誰が書いているのか分からない感じがする」とのことだが…
今一つユーモアに欠けるレトリックも含め、記事全体に漂う真面目で硬質な雰囲気は、リアルなボクと合致している
ここ最近は、外部サイト様からリンクの案内を頂く機会も増え、少しずつではあるが、悪くないウワサも聞こえてくるようになってきた。
一つの区切りを迎えた今、もう暫し継続してみようかと思っている
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これからも宜しくお願い申し上げます
(/ ^^)/アリガトネ
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大変恐縮です

いつも応援頂いておりますこと、感謝申し上げます
少しでも気に掛けて下さる方がいるという現実を実感すると、
必然と前向きに頑張ろうという気持ちにさせられます。
(ボクは避難せざるを得ない状況に置かれている訳ではないので、
まだいい方なのかもしれません…)
これからも宜しくお願いします。
投稿: bill | 2013年6月11日 (火) 22時34分
3周年おめでとうございます。
billさんの文章、好きです。
これからも大事な故郷のことを綴って行ってください。
マスコミは1部のことを大きく報道しがちです。日常的なことまではなかなか伝わらないものです。
いつまでも続けてくださいね。応援しています。
投稿: Mikiko | 2013年6月11日 (火) 09時41分
被災三県であり隣県の宮城県在住にて、福島をよく知る聡明なKenさんのこと。
冷静な視点で震災後の(各地の)状況を分析されていると思います。
ボクは、敢えて福島県人のフツーの日常を綴ることによって、現状を伝えていこうと思っていました。
(どこまで思惑通りかは不明ですが)
また福島に来てくださいネ!(ボクの知らない福島ネタ、楽しみにしています)
これからも宜しくお願いします。
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 23時35分
いえいえ、とても恐縮です

)
きゃぶさんの優しさは、記事やコメントからとてもよく伝わってきます
おそらく、考え方や文化等は(福島と愛知では)かなり違うのかもしれませんが、
こうしてオンライン上で交流を持つことによって、身近に感じることが出来ます。
(貴重な同世代のブログ友?でもありますし
これからも宜しくお願いします。
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 23時27分
そうですね、3年が過ぎました。
震災に関する福島の情報をどこまで発信していいものなのか、
実は未だに迷うことがあったりします。
メディアでいい方向で取り上げてもらっても、現実は大きく違ったりするからです。
(もちろん、その逆もあります)
暗い話題は出来るだけオブラートに包むようにしていますが、正直な気持ちが
滲み出てしまっているかもしれません…
やや千鳥足ではありますが、今後も続けていきたいと思います。
これからも宜しくお願いします。
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 23時20分
アットマンさんの記事を読んで、ボクは心が穏やかになり、そしてまた、
ハッとさせられたりもしています。
震災後、生きる意味を失った方の数が断トツなのは、やはり福島かもしれません。
今以って途方に暮れる避難者を尻目に、復興の名の下、暴利を貪る輩も少なくなく、
様々なドラマが生まれては消える福島です。
人間の心の光と影を思う存分に知ることとなったのも、また震災があったからこそ。
どんなに小さなことでも今日より明日がもっと幸せなら、それは素晴らしいことだと思います。
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 23時12分
福島県出身だけに、様々な思いがあることでしょう
出来るだけネガな記事にならないよう心掛けてはいるのですが…
最近は、い〇き市で避難者と元々の住人との間で確執が深まっていると聞きます。
決して望んだ訳ではないのに、とても残念です。
(双方の言い分はそれぞれに分からなくもないのですが…)
県民通しで揉めてる場合じゃないんだって!いつ団結するの?
………!って感じです。
そんな訳で、これからも福島情報をお届けします。
宜しくお願いします。
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 22時57分
縁もゆかりもない福島のことを気に掛けて頂き、本当に嬉しく思います。
ありがとうございます。
あの震災は(色んな意味で)とても貴重な体験だったと思います。
もちろん現実は受け入れる所存ですが、しかし、将来にまで遺恨を遺して欲しくはないと思うのです…。
海外からみた震災直後(後)の日本とは、どのようなものだったのでしょうか?
それもまた、貴重な体験ですよね。
どんなカタチでも結構ですので、是非ともフィードバックして下さい!
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 22時50分
山は素晴らしく、山を愛する者もまた素晴らしい。
そして、こういう繋がりがあるからこそ、山に行って良かったと思えるのです。
縁とは不思議なものですネ。
(あのヘトヘト状態のボクにお声掛けしてくださって、ありがとうございます)
これからも宜しくお願いします。
投稿: bill | 2013年6月 9日 (日) 22時41分
福島に普通の日常があることは、私も目の当たりにしています。
但し、普通とは明らかに違う日常があるのも確かです。
でも、確実に言えることは、みなさんは普通に生きています。
一般のメディアからは、ショッキングな映像や発表、先の見えない不安が伝えられますが、
普通の日常の存在は、その場にいないとなかなか見えてきません。
billさんのブログからは、それを見て、感じることができると思います。
継続の判断、間違っていないと思います!
私も福島の記事が多いので、これからも情報交換したいです!
よろしくお願いします。
(といいつつ、福島の仕事がひと段落しちゃって・・・、次の仕事も取りに行きます!)
投稿: Ken | 2013年6月 8日 (土) 23時02分
まずは三周年、おめでとうございます

いろいろと辛いことや苦しいこともたくさんご経験されていると思いますが、そんなことがありながらもブログを書き綴られ・・・
billさんがお持ちの雰囲気、そして文章、とても好きです
これからもお体を大切に、続けてくださいね~
いつも楽しみに待っています
投稿: きゃぶ | 2013年6月 8日 (土) 21時14分
もう3年もブログをされているんですね。
かたくなに変わらないスタイルには、いつも感心しています。
これからも、このスタイルを継続されることでしょうね。
そういう私はどうなんだ、と言われそうですが、
思うまま、我が家の庭の様子を中心に、2回/週 程のペースで
更新を続けています。 良く続くと自分でも思っていますが、
これが何になるのか、と考えると良くわかりません。
ただ、今なすべき事を横に置き多少犠牲にさせるだけの魅力が
このブログにある事だけは確かなようです。
投稿: たかchan | 2013年6月 8日 (土) 20時33分
こんばんは
いろんなことに振り回され、私の心は強がったり弱音を吐いたり。
いろんなブログに毎日楽しく出会うが、私は ほとんどコメントしない。
人は皆「そつとしていて欲しい」と想う 反面 少し寂しがりや かも。
何事も心の欲するままに・・・、こうして記事にすると一回り大きくなれる。
そう信じています。
私は何回もブログを閉じ、ニックネームを変え再スタート。
私の今のブログは不思議なくらい長続きしている。
なぜだか解からない、生きる目的がわからないように・・・。
命を継承している、ただただ生きている、これが素晴らしい!
私はただのバカ、選択肢がない、だから気楽に生きられる。
投稿: アットマン | 2013年6月 8日 (土) 18時48分
(o^-^o)billさん
blog止めないでね。
震災後の福島を書いてるblog探して
気になったのがbillさんのここでした!
あの時、パニクってふるさと福島の情報をできるだけ知りたいと
原発の現時点の情報を載せたもの、そこで子供を育てているママのもの
いろいろ見たけど、
福島に帰ってみると、なにもなかったかのように生活している家族がいて
もちろん、不安だらけの中で今も姪たちは子供を産んで育てて
またどうしても子供が欲しいという新婚の姪。
それでいいんだろうか???
いつも考えさせられます。でも、そこでしか生きられないんだと
納得するしかなく、何の援助もできないくせに「避難して来て!」と
説得するのは止めました。
普通に暮らすこと・・・・・それしかないんだものね。
特に避難区域でもなんでもない者たちは・・・・
弟が言っていました。
「俺たちのとこは、新幹線も高速4号線も通ってるから
東北の復興のためには、避難区域にするわけにはゆかなかったんだべ」
って・・・・・
原発の収束はまだまだ未知の次元の話。
何が起きるか、遠くにいてもハラハラです。
でも、その現実を危機感だけじゃなく、その日常を書いてくれるbillさんが
いつか心の支えっていうか、信頼になっています。
逃げてないし、危機感をあおるわけでないし・・・・・・
淡々と日常を・・・・それでも見つめてるその冷静さを。
投稿: Pee | 2013年6月 8日 (土) 07時28分
こんにちは。
広島県人さんと同じく。
続けてほしいです。
私は、震災があった年は海外にいました。
海外から日本を考えてみて、
一番生きてみたいと思った県が福島県でした。
(ちなみに、福島県には縁もゆかりもありません)
福島に生きる人たちと
一緒に、福島の自然によりそう、なにげない日常に
感謝です。
投稿: ぶち姐(薩摩おごじょ) | 2013年6月 7日 (金) 23時17分
去年10月に折立の登山口で偶々出会ったことがきっかけ。山を愛するという共通の趣味が縁ですが、BLOGは最高です。人柄が出てますし、勉強になることも多くあります。続けることは大変だと思います。これからも色んな情報発信をして頂ければ、嬉しいです。これからも宜しくお願いします。
投稿: 広島県人 | 2013年6月 7日 (金) 21時57分