関山
白河市東部にある関山(せきさん)を歩いてみた。
かの松尾芭蕉と曽良も登ったとされ、山頂には730年に聖武天皇の勅願寺として行基が開いたと云われる満願寺が建つ歴史の山である。
なお、ふくしま百名山の中で最も早い3月31日に山開きが行われることでも知られる。
今回は二枚橋登山口から沢沿いの道を登り、満願寺の参道を下るルートを選択。
(駐車場までの道は狭く、集落を抜けた先は200m弱の砂利道)
駐車場脇にある標識↓
妙に細かい数値だ
参道との分岐点↓
ここから「烏天狗の道」を行く。
はじめの内は、沢のせせらぎを聞きながら針葉樹中心の森を進む。
思ったより急登
阿夫利神社との分岐を過ぎると、広葉樹も増え、なだらかな道となる。
満願時入口の様子↓山頂はお寺のすぐ脇となる。
山頂到着!
生憎の天候のため、那須連山や磐梯、安達太良といった山々はガスの中…
間もなく雨が降り出そうかという状況下、これだけの展望なら良しとしよう
(二岐山方向↓)
(安達太良山方向↓)
満願時近くにある銅鐘↓
(国認定重要美術品)
山頂からの景色を堪能した後、参道を下る。
途中にある金明水と不動明王↓ここでお水を頂く。
(不動明王脇からは、イワウチワ群生地へと続く道がある)
道中の花々をいくつか↓
関山は、徳川軍と上杉軍が攻防戦を展開した場所の一つで、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」ゆかりの地。
標高は僅か618.5mながら、その歴史の重みとともに確かな存在感を持つ名山である。
(GPSログ↓)
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