谷川岳
前日の武尊山に続いて、谷川岳を歩いてみた。
谷川岳は、群馬と新潟の県境に位置する谷川連峰の中心にそびえる双耳峰で、厳しい気象条件等から3,000m級の高山の様相を呈する山容が特徴的な日本百名山の一つである。
今回は、土合口をベースに西黒尾根から入り、山頂と天神峠を経由して田尻尾根を下るルートを選択。
谷川岳ロープウェイベースプラザ↓(駐車料500円)
山頂付近は厚いガスに覆われているが、晴れの予報に期待して出発する。
(ロープウェイ天神平駅方向↓)
(通常の登山届と危険地区のそれとは区別されている)
指導センターを後にし、車両通行規制の舗装路を少し歩いた先に入口がある。
時折小雨の降る天候の下、日本三大急登の一つである西黒尾根へと入っていく。
暫くは樹林帯の中を歩く。スタンスもよく、あまり浮いていないためか、それほど歩き難さを感じない。
後半の岩場を除けば、初級者の方が歩き方を学ぶのにも良さそうだ。これは意外である。
視界が開け始めるも、山頂はガスで見えない…
「ラクダの背」に向け、鎖場のある岩場を登っていく↓
ラクダの背付近から望む山頂方向↓
マチガ沢の岩壁は、この標高とは思えない迫力!雪渓も見える。
天神平↓
白毛門↓(この山も中々素晴らしい)
巌剛新道との分岐点↓を過ぎる。
ここから続く岩場は、西黒尾根のハイライト悪天候時の下りは細心の注意を要する
岩場の途中、視界がガスでどんどん失われていく…
テンションもすっかり下がった頃、肩ノ小屋との分岐点へと差し掛かる↓
トマの耳↓到着!(双耳峰の南側)
…何も見えないので、速やかにオキの耳を目指す。
オキの耳↓(谷川岳山頂)到着!(双耳峰の北側)
晴れていれば360度の大絶景を望める筈だった…
しかし、これが山の天気というもの。仕方ない
因みに、登山指導センターからオキの耳までのボクの所要タイムは、3時間だった。
天候回復の兆しは全く見えないので、さっさと天神峠を目指すことに
道中、続々と擦れ違うロープウェイ始発組から幾度となく情報提供を求められる。
肩ノ小屋↓
熊穴沢避難小屋↓(いわお新道との分岐)
この辺りからガスも取れ、太陽も顔を覗かせるようになる
天神峠(天神山)到着!
ここは、ロープウェイとペアリフトで素晴らしい景色を簡単に楽しめる!
天神峠からの展望を幾つか。
赤城山方面↓
妙義山方面↓
武尊山方面(武尊山はガスの中)↓右側の中央奥は、皇海山。
そして、谷川岳↓(相変わらずガスで山頂は見えない)
素晴らしい展望を堪能した後、土合口を目指して田尻尾根を下る。
このコースの殆どは、樹林帯の中を歩く。
樹林帯を抜け、ロープウェイの下を行く。
無事に土合口へと到着!
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折角の機会なので、近くにある谷川岳山岳資料館を訪ねてみた。
ここは、アルピニストでなくとも一見する価値はあるだろう
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日本の三大急登と三大岩場(一ノ倉沢)を有し、また本州で最も標高の低い場所に越年雪渓を見ることが出来る上越国境の名峰「谷川岳」
※一ノ倉沢は、ロッククライミングのメッカとして有名だが、かつては、遭難者が相次いだことから「魔の山」のレッテルを貼られていた。
好天時、また登ってみたい
(GPSログ↓)
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