蒲生岳
只見町の蒲生岳(がもうだけ)を歩いてみた。
標高僅か828mながら、その鋭峰が魅せる佇まいから「会津のマッターホルン」とも呼ばれる奥会津の名峰。
無料駐車場から見上げる↓
(上の写真より穏やかな山に見える)
駐車場にある看板↓を確認しながら準備を整え、出発~
今回は、久保登山口から山頂経由で小蒲生登山口へ下りるコースを選択。
地元の方が丹精を込めて管理しているという「かたくり公園」を抜けて登山口へ。
登り始めは緩やか~↓
徐々に傾斜がきつくなってくる…↓
次第に露岩帯↓へと差し掛かる。
(階段状に足場が削られていることもあって、思ったより歩き易い)
道中にある「夫婦松」↓
岩場をトラバースする分岐点↓に差し掛かる。
右側は「鼻毛通し」と呼ばれるメジャーコースだが、ボクは敢えて難コースである西側岩壁コース↓を選択する。
(このコースの情報は少ないのだ)
写真に写っている範囲↑は、確かにやや危険と言えるかもしれない。(特に悪天候時)
不安な方は、右側の「鼻毛通し」コース↓を選択願う。
コチラ↓は、「家族松」
鎖場↓
山頂到着~!
山頂からの展望↓(只見町内と田子倉湖方面)
当初の目的地、浅草岳(写真中央付近)は未だガスの中↓
各方向の展望をいくつか↓
山頂からの展望を堪能した後、小蒲生コースへと下る。
※現在、小蒲生コースは通行不可と案内する媒体もある。
山頂直下は、かなり急峻な岩場
鎖を頼りに下る自信のない方は、止めておいた方が無難だろう。
いくつか急峻な場所を過ぎると、次第になだらかな道となってくる。
心地よいブナの森を歩む。
…と思った矢先、いきなりヤブ漕ぎ↓を余儀なくされる…
因みにココは、7~8m程進んだ後、左側へ進むこと!!
沢の方へ下りてしまわぬよう注意喚起しておきたい
すっかりテンションも下がった辺りで現れる風穴↓
小蒲生コースの基点↓
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久保コース手前にあるJR会津蒲生駅↓は、2年前の豪雨被害により、未だ復旧に至らないローカル線。
しかし、この只見線が魅せる原風景は、日本の宝ともいえる心に響く情景である
(GPSログ↓)
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なんちゃってなマッターホルンですけど、思ったよりは楽しめました



きゃぶさんクラス?ともなれば、十分登頂可能な山ですヨ~
雨明けこそした福島ですが、澄み渡るような青空には恵まれてません
秋空とまでは行かずとも、もっとキレイな遠望が欲しいなぁと思うこの頃です
投稿: bill | 2013年8月12日 (月) 23時01分
梅雨が明けても不安定なお天気
(やっぱり日頃の心がけ)
そんな中のお出かけ・・・低い山ということですが、川沿いの展望にも恵まれて、良かったですね~
確かにマッターホルン風~
でも鎖場と聞いただけで、なんちゃってな者はもう尻込みしちゃいます
あえて険しい側を選ぶなんて、さすがなのです
投稿: きゃぶ | 2013年8月12日 (月) 22時11分
コチラは只見町の蒲生ですが、奥会津は味わいがありますね


(未だに止まったままの只見線が何とも哀しげではありますが…)
山好きなので、結構足を延ばすのですが、体調と休日と天候が
中々折り合わない日々です
ここ数日の福島は、かなり暑い日が続いてますヨ~
投稿: bill | 2013年8月12日 (月) 01時51分
ヽ(´▽`)/やっほ~!
眺めた景色だけでも

山歩きの苦手なあたしは、billさんが
十分楽しめたよ(*^m^)ムフフ
蒲生って越谷市の蒲生かと??(*´σー`)
昔、住んでいたから・・・・・・
東武線の閑静な町だったけど、今は開けちゃったみたい。
同じ地名ってか?いろいろあるんだね~
それにしても、健脚
恐れ入りやした~(*^ー゚)bグッジョブ!!
投稿: Pee | 2013年8月11日 (日) 16時39分
一枚目の写真は、「会津のマッターホルン」に相応しい?展望です

いわゆる里山の域は出ませんが、中々楽しむことが出来ました
もっと青空が欲しいところです。
投稿: bill | 2013年8月10日 (土) 22時41分
本物の1/5程度の標高ですが…
「鼻毛通し」は、確かにもっと違うネーミングがなかったのかと思いますヨね…
何でも、岩に囲まれた穴に生い茂った木々の様子が「鼻毛」のように見えるらしいです。
今日はトレーニングを兼ねて近くの低山を歩いて来ました~!
)
(何度か記事にしているので割愛しますが、この猛烈な暑さの下、かなり堪えました
投稿: bill | 2013年8月10日 (土) 22時31分
1枚目の写真の山姿は確かに、マッターホルンと言えない事もないですね。
828mの山とはいえ、西側岩壁コースとか鎖場とか、なかなか変化に富んだ山ですね。
ブナの林もいいですね。いろいろと楽しめそうな山です。
投稿: たかchan | 2013年8月10日 (土) 22時11分
会津のマッターホルンと言われるだけあり、結構急峻ですね。是非本物のマッターホルンを目指して下さい(笑)
鼻毛通しですが、何故、鼻毛?もっとよいネーミングあると思いますが。
投稿: 広島県人 | 2013年8月10日 (土) 22時08分