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2014年10月13日 (月)

甲武信ヶ岳

奥秩父の名峰「甲武信ヶ岳」を歩いてみた。

山梨・埼玉・長野の県境に位置し、千曲川(信濃川)や荒川、笛吹川の源流を有する分水嶺。

甲武信(コブシ)の名は、甲州・武州・信州の三国に因むとされる。

 

長野県川上村の毛木平を起点に、反時計回りに周遊する。

(登山道入口↓)

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※今回は、3連休ではないボクの都合と来る台風の影響を考慮し、急遽決まったテン泊の山旅。

因みに、オジサン3名…

 

沢を幾度も渡りながら徐々に高度を上げていく。特に危険な箇所はない。

滑滝↓

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千曲川・信濃川の水源地標↓

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国内最長の川の"源"がコチラ↓

(黄色のチェーンにはカップが繋がれている)

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367kmにも及ぶ"旅のスタート地点"かと思うと、何気に感慨深い

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尾根上に出てもなお樹林帯だが、ようやく山頂や富士山が見え始める。

(甲武信ヶ岳山頂↓)

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(富士山↓)

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山頂到着!

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夕陽と八ヶ岳のシルエットが美しい↓

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日没点は、中アの木曽駒ヶ岳付近だろうか。

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甲武信小屋↓到着。

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満場に近い小屋前のテン場↓

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10年以上前から山を共にしているが、今回のメンバーが揃うのは震災後初。

少々のお酒を嗜みながら多々な話題に触れるひと時は、実に楽しいものだ

 

…しかし、オッサン連中が狭い一つのテントに集う状況は誠に悲劇的で、もはや事故と言っても過言ではない

文字通り「川」の字となって寝る訳だが、一番"若造"のボクは必然的に重役のセンターを担う。

そこは、酔っ払いが奏でる"いびき"をサラウンドで楽しめるという特典付だった…

 

******* 2日目 ********************************************************

 

(気分の悪い目覚めとは裏腹に)外は期待通りのいい天気!

樹木の向こうには、広大な雲海が↓

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徒歩2、3分の場所にある展望スペースから↓

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リサーチ不足のボクたちは、ここで大きな過ちを犯してしまう…_| ̄|○

雲海に浮かぶ御来光という好条件にも関わらず、「御来光は樹木の陰に隠れて見えない」というガセネタに惑わされ、山頂へ向わなかったのだ…

 

テントを撤収し、再び山頂へ(十文字峠方向への分岐点でもある)。

既に陽の位置は高かったが、しかし、素晴らしい眺望が広がっていた

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富士山~

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農鳥岳、間ノ岳、北岳↓

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甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳と中央アルプスの峰々↓

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八ヶ岳と、その奥に穂高連峰↓槍の穂先も確認できる。

右側の雲海に浮かぶは浅間山。

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登ってきたルートを俯瞰する↓

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雲海に包まれる関東平野↓

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山頂からの眺望を堪能した後、分岐から十文字峠方向へ向う↓ 

(右が埼玉、左は長野県)

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埼玉県最高峰「三宝山」↓到着。

一等三角点の山ながら、眺望には恵まれない…

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三宝山の直ぐ近くにある三宝岩↓

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三宝岩からの眺望↓

(甲武信ヶ岳と富士山)

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(東京方向↓)

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基本的に樹林帯の中ではあるが、1日目のルートよりは展望が開けている。

尻岩↓

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武信白岩山↓

度重なる落雷によって足場がもろく危険なため、山頂は立入禁止

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上記スポットから↓

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大山↓到着。

ここからの眺望も実に素晴らしい。

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十文字小屋↓到着

群生するシャクナゲが有名とのこと。中々個性が感じられる山小屋だ。

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小休止の後、駐車場を目指して沢沿いを下る。

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GPSログ↓)

Gpslog_800x546_3

ドタバタとした2日間だったが、天候にも恵まれ、楽しい山旅であった

 

 

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山歩き(日本百名山)」カテゴリの記事

コメント

Mikikoさん、こんばんは!お疲れ様です。

(お気遣い、ありがとうございます)

今シーズン一番の好条件でした!
やっぱり山は(というか、ほとんどのシチュエーションは)
天気次第でガラッと変わってきますね。
それは、まさに運でもあり、ホント難しいところですが…

写真では、大自然の空気感や微かな鼓動を伝えられないのが残念です。

すっかりご無沙汰してしまいました。
一月分一気に読ませていただきましたm(__)m
噴火があった時には、密かに案じていました。

どれも素晴らしい写真ですね。
今回のは特にどれも素敵です。テントテントテントには笑ってしまいましたが(^。^)
写真でもこんなに素敵なんですもの、生は数倍素晴らしいのでしょうね。
羨ましい~~~!!

Peeさん、こんにちは!

雲海や富士山の遠景は珍しいものではないのですが、
やはり、いい条件が揃うタイミングに居合わせなければ
見ることが出来ないので、ラッキーでした

ポツポツと雪の便りが聞こえ始める頃でしょうか。
大雪山系の三段紅葉、見てみたいです

ヽ(´▽`)/素晴らしい眺望
関東平野の雲海の中からお城が現る
・・・・・はずないかぁ
富士はやっぱキレイだねぇ!
北海道は台風19号が過ぎると一気にシバレて、
大雪山系には雪が来そうですよ!

bataさん、こんばんは!

山ならではの絶景を堪能してきましたヨ
その頂に立った者だけに許される眺望に魅了され、
そしてまた次の山を目指すんですよね
写真では伝えきれない、澄んだ空気、風や水の音
動物たちのささやきといった魅力もあります。

ただ、百名山をはじめとした人気の山は、混み混みなのが玉にキズですね^^;

zuccaさん、こんばんは!

西沢渓谷とは、あの七ツ釜五段の滝のある場所でしょうか(*≧m≦*)
行ってみたい場所の一つです

天候に恵まれました!
(正直、こんなにも眺望に恵まれた山とは知りませんでしたf^^;)
奥秩父界隈には、まだまだ未踏の地が多いので、
楽しみが詰まっています。

素晴らしい~!!!

文字通り、雲の海なのですが、真っ白い雲海と真っ青な空、白い雲、緑の山、富士山、どれをとっても、素敵☆

この素晴らしい風景をbillさんは体験できたのですね~♪

素敵な写真の数々、しばし、見とれてしまうくらい魅了されてしまいます。

しかし、登山はホントに人がいっぱい^^;

奥秩父の甲武信ヶ岳からの眺望を
沢山の写真でたっぷり楽しませて頂きました(^^)/サンクス

甲武信の下の西沢渓谷には何度か行った事があるので、
身近な山です。
上まで登ると こんなに素晴らしい眺めなんですね。
樹林越しの朝の景色も素敵。
お天気に恵まれて良かったですね。

元広島県人さん、こんばんは!

傾斜地を上手く利用したテン場でした。
(たっぷりと熟睡でましたネ。ボク以外は…)
樹木が低かったら、中々のロケーションだろうと思われます
長野県側からが近いようです。

今年は、6、7つほど百を登りました。
天候さえ良ければもっと登れていたのですが、こればかりは仕方ありませんね…
積雪期の前に、もうちょっと頑張ろうかと思っています。

今年は何座目ですか?行動力には感服します。甲武信ヶ岳は長野側からが行きやすいんですか?でもテント場は以外と広いんですね。テント泊、男3人とはさぞ熟睡できたことでしょう。私も北アルプス行く予定でしたが、土曜仕事、台風で諦めました。来週、白山にでもと考えてますが…

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