大山祇神社【氷上の参道】
お立ち台を後にし、桧原湖の北岸に建つ大山祇(おおやまつみ)神社へ。
旧米沢街道の宿場町「桧原宿」の山神社で、桧原地区の総鎮守でもある。
明治21年の磐梯山の噴火によって桧原宿は水没したが、高台にあった神社の社殿は難を逃れ、現在に至っている。
水没した参道と南側の鳥居は、桧原湖の水位が低下すると湖上に現れ、冬期は、氷上にその姿を見ることが出来る。
県道64号線側から社殿を望む↓
(釣客のものと思われるトレースがしっかりと付いている)
正面側から↓
かつて奉納されていた絵馬は、会津最古のものとのこと。
社殿前から旧参道を望む↓
通常は、手前側の鳥居しか見えていない。
(遠くに点々と見えるのは、釣客のテント)
参道の杉の根株は、中々の大きさだ。
桧原宿は、先にある鳥居の南側約100mの位置にあったという。
社殿を見上げる↓
通常の水面の位置がよく分かる。
南側の鳥居と、そこから続く参道↓
因みに、会津米沢街道桧原歴史館では地区にまつわる資料に触れることができる。
(会津山塩ラーメンのSio-Yaと同じ建物なので、併せて楽しむのもいいだろう)
ポチッと応援↓お願いしますm(_ _)m
« 残雪のお立ち台@裏磐梯 | トップページ | 春めく庭のメダカたち »
「お出掛け(福島県)」カテゴリの記事
- 三倉山湿原の雪景色(2023.11.28)
- 森戸の雨屋の秋景色_2023(2023.11.22)
- 紅葉の奇岩桧淵@昭和村(2023.11.10)
- 古町の大イチョウ_2023(2023.11.07)
- 秋の雪割渓谷_2023(2023.11.04)
宿場町の人々は、付近の集落に避難できたようです。
(噴火そのものの犠牲者は、477名にも上るそうですが…)
春から秋でも渇水時ならその姿を見せるとのことですが、
普段は水没しているだけに、なおさら神秘的に感じられます
投稿: bill | 2016年3月12日 (土) 22時51分
こんばんは
寒いですねえ。
噴火によって一つの宿が水没したとは、人々はどうなったのでしょう・・・。
冬になると姿を現す鳥居だなんて、神秘的です
湖上からの社殿、良い眺めですね。
投稿: Mikiko | 2016年3月12日 (土) 22時01分
行こう行こうと思っているうちにこの時期になってしまいましたが、
逆に安定的に参道が見えていて、かつ氷上歩きも出来ました♪
この日は雪も少なく、長靴で十分でしたヨ。
また、降り口のトレースもしっかりしていました~(v^ー゜)!
(釣人サマサマですね)
投稿: bill | 2016年3月10日 (木) 21時11分
こんばんは、billさん!
わぁ~すご~い!!!
桧原湖に立つ二つの鳥居・・・カッコいい~!
桧原湖側から見る鳥居、素敵ぃ~!!!
スノーシュー?
この間、行こうと思ったけれど、雪でやめてしまいました><
いいな、いいな☆
一番最初の写真・・・頭から、つんのめった場所です^^;
投稿: bata | 2016年3月10日 (木) 20時48分