観音川渓谷の氷瀑群

下郷町にある観音川渓谷へ。（2/19）

この冬の寒波が造り上げたであろう氷瀑を期待し、入渓する。

R289と旧国道の分岐からスタートし、無雪期の駐車場であるゲート前へ↓

（今回のルート上にトレースは皆無）

様々な積雪状況の中、旧国道をスノーシューで進む↓

下降ポイントは、昨年8月と同じ場所とした↓

この斜面の積雪量は、凡そ0.5～1.5mほどと幅がある。

スノーシューのまま下って行くが、無雪期よりはずっと楽だ。

釜滝へ↓

小雪舞う空模様のせいもあってか、ポットホールの青味は目立たなかった…

釜滝と上流側にある砂防ダム↓

砂防ダムは氷瀑と化している。

夏季の様子↓

（以後掲載の比較写真は、撮影位置が微妙に異なる点をご容赦頂きたい）

ポットホール前から下流側を望む↓

砂防ダム脇を抜け、観音川と（三輪滝から続く）支流との出合へ↓

最も困難であろう三輪滝を最後に回すこととし、先に本流（写真中央奥）を進む。

柱状節理の露岩部を左手に上流側を目指して左岸側を進む↓

※ルート取りは現場合わせが確実なので、あくまで参考としてご理解を。

本流奥にある滑滝の状況↓

ん～、無雪期の様子を知らないと何がなんだか…

夏季の様子↓

柱状節理の露岩部↓

夏季の様子↓

出合へと戻り、岩の崩落地点を見上げる↓

左下の滑滝を確認した後、中央付近までジグを切ってさらに左奥へと進んで行く。

夏季の様子↓

出合手前にある滑滝↓

…こちらもよく判らない^^;

三輪滝の手前にある滝の様子↓

ここでアイゼンに履き替え、ザックをデポして右岸側を登る。

夏季の様子↓

直ぐに深い雪に阻まれ、デポした場所まで戻るか迷うもツボ足で進む

（アイゼンとピッケルが活躍したのは、取付きから僅か数メートルだった^^;）

右岸に続く崖の中腹付近を進み、途中で沢を跨いで左岸へと移る↓

因みにツボ足の場合、ボク（身長170cm）のヘソ付近まで沈み、モタモタしていると更に肩まで潜ってそこでようやく足が付く状況

傾斜地のためリカバリーは容易だが、せめてワカンは持ってくればよかったと反省…^^;

気掛かりだった（ボク自身を起因とした）小雪崩の発生はなかった。

（仮に雪崩とともに沢に滑落しても、僅か数メートル。しかも沢は浅い）

夏季の様子↓

ようやく三輪滝が見えてきた↓

夏季より高い位置からアプローチする。

立派な氷瀑と化した三輪滝の様子↓

残念ながら雪が多過ぎて、全景をハッキリと見ることは出来ない…

夏季の様子↓

縦構図↓

かつては、アイスクライミングをするグループもいたようだ。

（GPSログ↓）　全行程約4時間

【参考】　昨年8月5日の観音川渓谷

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