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2019年6月14日 (金)

平伏沼(モリアオガエル繁殖地)@川内村

川内村にある平伏沼(へぶすぬま)へ。(6/12)

希少なモリアオガエルの繁殖地として国の天然記念物にも指定されている。

(天然記念物の指定地は、平伏沼と岩手県八幡平にある大場沼の2か所のみ)

 

今回は、そのモリアオガエルの産卵がピークを迎えるタイミングを狙ってみた。

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沼へと向かう散策路↓

傾斜も緩やかで、概ね歩き易い。

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管理棟↓

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平伏沼の様子↓

沼の面積は約12a。周回する遊歩道が設けられている。

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平伏山(標高842m)の山頂に位置し、流入&流出する川はないという。

深い山間にあるため、小鳥のさえずり位しか聞こえない静寂の空間が広がっている。

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広葉樹に囲まれ鬱蒼とした雰囲気がとても神秘的✨

緑を映し込む穏やかな水面がまた美しい。

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紅葉期もさぞ素晴らしいだろう。

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小枝の先にポツポツと白く見えているのがモリアオガエルの卵↓

今年は、例年より多くの個体が見られるとのこと。

(参考:川内村観光協会公式HP

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近くで見ると、特徴的な白い泡状の物質が確認できる。(実際の卵は、この泡に包まれている)

数日後、溶けるように沼に落ち、再び命を繋いでいくそうだ。

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二日前にも来たという地元の方は、産卵中のカエルの姿を確認できたとのこと。

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自重で小枝ごと落下してしまっている個体も散見される↓

状態によっては、中にある丸い卵が見えることもあるという。

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散策路の一角には、"カエルの詩人"とも称された草野心平の歌碑が建つ↓

(「うまわるや 森の蛙は 阿武隈の 平伏の沼べ 水樽のかげ」)

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沼辺で見られるキショウブ↓

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青系は、カキツバタだろうか。

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管理棟近くで見られたギンリョウソウ↓

(果実へと成長中のため、ピーク時とはまた違った趣となる)

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お出掛け(福島県)」カテゴリの記事

コメント

FUJIKAZEさん、こんばんは!

おぉ、静岡にも生息地が幾つかあるのですね。
こちらは天然記念物に指定されているだけあって、
それなりの希少価値に恵まれているのかもしれません。
じっと待っていれば、産卵するカエルを撮影できたかも?ですが^^;
次回以降の楽しみに取っておこうと思います。

おやゆきさん、こんばんは!
(初めまして)

一般的なカエルの卵とは大きく異なりますが、
そこに希少価値があるようです。
新緑の美しさも印象的でした✨
そのうち、蛙の大合唱が始まりそうです^^;

こんにちは!
モリアオガエルですか。
静岡にも何カ所か生息する場所があって、訪れているのですが、
生憎、このブログにあるような白い泡を見たことがありません。
一度、かなり茶色くなったヤツを見たことはあるのですが・・・。
いつか、産卵中のカエルってヤツを撮ってみたいものです。

初めてコメントさせていただきます。
カエルの卵、初めて見ました。この沼も、新緑が美しくて素敵なところですね!!
もうしばらくしたら、ゲコゲコ賑やかになるのでしょうね♬♩♫♪

Peeさん、こんばんは!

摩訶不思議な生態ですよね~
でも現地に赴くと、この沼が適しているのが分かる気がします。

会津に行かれたんですね!
ソースカツ丼はどちらで楽しまれたのでしょうか。
ブリティッシュヒルズもいい所ですよね。
美男美女軍団に囲まれて異国気分満喫ですね♪
お疲れ様でした。

(。´・ω・)?花のような白いのが卵?
きれいで摩訶不思議な生態だねぇ!
まだまだ未知の生物の営みがあるのかも知れませんねぇ!

帰省のドライブは会津でした!
billさんのBlogの写真につられて「ソースカツ丼」食べてきましたよ!
福島なのに パスポートの要らない英国
「ブリティシュヒルズ」も訪問!
不思議の国のアリスみたいな不思議な気分を経験できたんよ(*´▽`*)b

アットマンさん、こんばんは!

決してカエル好きという訳ではないのですが、
希少な天然記念物として有名なので、その
ピーク時を狙ってみた次第です。
様々な条件が重なって実現するこの奇跡…
後世に残すべく大事にしていきたいものですね。

「今晩は」
ケロケロ、モリアオガエルの生態調査、学術研究、お疲れさのです。
色々な想定をして子孫を残す、カエルさんも寛容な精神をお持ちで。
沼の主のカエルは どこからやってきたのでしょう、森からピンポン。
天敵も居るでしょうね、自然のありよう、人間社会のありよう、ちょっと違う。
違いが判るbillさん、「おつかれさまです、ありがとうございます」。

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