第34回 からむし織の里フェア@昭和村
喰丸小芸術祭を後にし、道の駅で開催中の第34回からむし織の里フェアへ。
2日間に渡るイベントで、からむし織をはじめとした昭和村の魅力に触れることが出来る♪
第2駐車場からシャトルバスに乗り、会場(道の駅からむし織の里しょうわ)へ↓
屋外では、各種販売ブースやステージイベント等で、幅広い年代の方が楽しめる。
地元食材を使った食品のクオリティが何気に高いのも、"ならでは"だろう♪
ふるさと芸能ステージ↓
からむし織着物ショー&撮影会は次回以降へのお預け^^;
物販や体験型イベントのある織姫交流館へ↓
からむし織の実演コーナー↓
からむし工芸博物館↓は、イベント期間限定の無料開放♪
詳細は、是非現地で。
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折角なので「からむし畑&かすみ草見学会」へも参加してみた。
観光に特化した畑を持たないこともあり、フェア限定の貴重な体験となる✨
バスに乗り、先ずは大芦地区にあるからむし畑へと移動↓
保存会の方の丁寧な説明とともに、刈り取り等の作業を見学する。
こちらもまた、現地で生の空気感に触れて頂きたい。
畑から移動し、刈取り後の工程を見学。
からむし剥ぎ↓
からむし引き↓
「芋引き」と呼ばれる器具で上画像の繊維を剥ぎ取る↓
乾燥の後、出荷用に束ねられる↓
こちらで頂ける麦茶(矢ノ原湿原にある代官清水の水で淹れたもの)がまた美味しい♪
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続いて、矢ノ原湿原近くのカスミソウ畑へと移動。
昭和村は、夏秋期で国内最大の出荷量を誇る日本一のカスミソウ産地。
量だけでなく、品質面でも極めて高い評価を得ているという。
収穫期調整のため、小さな苗から満開の個体まで様々。
因みに、出荷するのは蕾の状態で摘み取る。
という訳で、満開のカスミソウを摘み取り体験♪
地中海沿岸部を原産とするため、涼しい奥会津の地にとてもよく合うようだ♪
フェア会場にあるカスミソウ畑オーナー(栗城氏)のブースでは、カラフルなカスミソウも販売されていた。
村民手作りのため至らない点が多い…とスタッフの一人は謙遜するが、しかし、そこがまたいい意味でのアットホームな味わいに繋がっている。
是非とも、多くの方に足を運んで頂きたいイベントの一つとしてピックアップしておきたい♪
ランキング参加中!よろしくお願いしますm(_ _)m
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からむしは、青苧をはじめ様々な呼び名があるようです。
上杉謙信公のエピソードもまさに"からむし"ですね。
室町時代の頃より栽培されているという昭和村のからむしは、
越後上布や小千谷縮布の原料で、今も最高級品の主な納入先は
新潟県とのことです。
意外なところに深い繋がりがあるので、探求しがいがありそうです。
投稿: bill | 2019年7月25日 (木) 23時40分
こんばんは!
からむし織って何だろうと思いググッてみました。
なんと、「青苧(あおそ)」のことではないですか。
ずっと、上杉謙信公の軍事を支えた最大の財源であったという「青苧」って、何だろうと思っていました。
これだったのですねぇ・・・。
一つ疑問が解けましたよ。
ありがとうございます。
福島県に「青苧」の名産地。
どんな関係があるのかなぁ。
ひょっとしたら、上杉景勝が会津120万石として君臨した頃に、旧領の越後から持ち込んだのかな。
研究してみると面白そうですね。
投稿: FUJIKAZE | 2019年7月25日 (木) 22時30分