槍・穂高連峰縦走【ジャン~奥穂編】
ジャンダルムの天使にお別れを告げ、奥穂経由にて穂高岳山荘へと進む。
奥穂までの間にもロバの耳や馬ノ背などの難所が続くため、全く油断はできない。
~ 槍・穂高連峰縦走【ジャンダルム編】より続く ~
ピークから西穂側の基部へ一旦戻る↓
信州側をトラバースしてジャンダルムを巻く↓
ここから先も高い緊張感が続く。
巻いた後、ジャンダルムのピークを見上げる↓
直登ルートは、登りに使う分はまだ良さげな印象だ^^;
ロバの耳を正面に望む↓
左奥に奥穂、右に吊尾根と前穂。
ジャンダルムを振り返る↓
ロバの耳は直登とトラバースを繰り返しながら進み、全体としては高度を一旦下げる↓
飛騨側を巻きながらジャンダルムを振り返る↓
…こちらの緊張感も中々だ^^;
今度はガレ場で高度を上げる↓
やや広いポイントより、ロバの耳とジャンダルムを振り返る↓
(ジャンを超えた後)向かって右の崖(写真中央付近)をトラバースしてくる。
人々が集う奥穂の頂を見上げる↓
何かと話題となるナイフリッジ状の岩場「馬ノ背」へ↓
リッジを跨ぐより、信州側(写真右側)に両足をホールドする方がベターだろう。
左右に切れ落ちた岩場が続く↓
馬ノ背を通過して広いガレ場へ出ると、この区間の核心部分は終了!
振り返って、馬ノ背、ロバの耳の先にジャンダルム↓
(最近は、奥穂~ジャンのピストンが増加傾向にあるようだ)
奥穂山頂との分岐へ↓
(目的上はピークをパスでもOKだが、目前なので一応向かってみる^^;)
山頂部に建つ祠へ↓
(ガスのため眺望的には前回に及ばないが、十分御の字だ^^;)
涸沢カールを俯瞰する↓
バックは、常念、大天井、燕へと続く稜線。
前穂にも薄っすらとガスが掛かり始めている↓
そして、ジャンダルム↓
ガスを纏うその姿からは、ただならぬ雰囲気が漂ってくる…
山頂で居合わせた方々と情報交換の後、穂高岳山荘へと下る↓
今回は様々な好条件に恵まれ、テン泊装備ながらもコースタイムを1時間以上巻くことが出来た^^;
混雑期は不慣れな方が渋滞を起こしがちとのことなので、時間管理はより厳密にする必要がありそうだ。
翌日向かう予定のルート上に涸沢岳(正面)と右に北穂を望む。
<山荘直前で撮影したヘリによる荷揚げ作業の様子(動画)を後段にアップ>
テラス前より望む涸沢カールのテン場と涸沢ヒュッテ↓
僅かだが、左端に涸沢小屋も一部が見えている^^;
****** 3日目 **********************************************
先ずは、テン場でご来光を待つ。
ヘッデンの光が揺らめく奥穂のシルエットと、明りの灯る穂高岳山荘↓
マジックアワーの真っ只中に身を置く贅沢なひと時♪
浅間山の向かって右奥にご来光🌄
テントを撤収し、山荘前を涸沢岳へ向けて出発する↓
~ 涸沢岳~北穂編へと続く ~
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【動画編】 ヘリによる荷揚げの様子(1分・音量注意)
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ほぼ全域が岩稜帯となります。
(似たような写真続きで恐縮ですが^^;)
それなりの靴じゃないと、足首やられます…
投稿: bill | 2019年10月 7日 (月) 21時37分
ガレ場ばかりで、足首をやられそうです
投稿: 玉井人ひろた | 2019年10月 7日 (月) 07時49分
こちら側から見ると、圧倒的な迫力を感じます。
人を寄せ付けないかの如き風貌に魅せられてこそ、
人はそこに向かうのだと思います。
(ボクもその一人ですが^^;)
あの崖を歩く時ですが、命綱を付けずに通過しました。
一応、簡易ハーネス、スリング&カラビナを準備しましたが、
結果的に、それらに頼ることはありませんでした。
投稿: bill | 2019年10月 6日 (日) 22時23分
こんにちは!
ひぇ~やっぱり私には無理ですよ。
凄い岩場ですね。
まるで巨大なノコギリの歯の様です。
これでガスが掛かって周りが見えなくなったら転落してしまいそうですよ。
7枚目の写真の様な崖の中腹?を歩く時は、何か命綱の様な物を付けるのですか?
投稿: FUJIKAZE | 2019年10月 6日 (日) 13時05分