残雪の武尊山&剣ヶ峰山
群馬県沼田市にある武尊山へ。(3/19)
"今年の山"として話題の剣ヶ峰山<標高2,020m>と併せる冬季定番のコースを行く。
ほぼホワイトアウトだった昨年2月のリベンジでもある。
登山口へは、川場スキー場のリフト2本を乗り継ぐ↓
※武尊山への冬季入山は、ココヘリ必須!(未所有の場合はレンタル可能)
関越道からも全容が見えていただけに、既にテンションはMAX^^;
ロープの先でアイゼンを装着し、しっかりと残るトレースを辿る。
トレースを辿る限りはルート全域に渡って踏み抜き等はなかった。
雪質も、腐らず固まらずの絶妙な状態。
最初の急登を過ぎ、左側に剣ヶ峰山と右奥に武尊山を望む↓
剣ヶ峰山(西武尊)の頂へ↓
山頂は、左右が切れ落ちた細長い稜線状となっている。
今年の"映え"ポイントでもある柱票↓
雪に埋もれた木柱を掘り、落ちていた看板を取って「二〇二〇」の文字を確認^^;
「二〇二〇」↓(画像は下山時のもの)
剣ヶ峰より、これらか向かうルートの先に主峰の武尊山(沖穂高)を望む↓
難所の剣ヶ峰直下は、慎重に行動したい。
武尊山頂から前武尊へと続く稜線↓
谷川岳から白毛門、巻機山、平ヶ岳へと続く美しい山並み↓
歩いて来た方向を振り返る↓
赤城山、八ヶ岳、浅間山等々。分かりにくいが、中央奥には富士山の姿も。
武尊山へと向けて再び歩き出す。
まだまだ残るエビのしっぽが天候の厳しさを物語る。
終始好展望に恵まれ、贅沢な稜線漫遊を満喫♬
武尊山(沖穂高)山頂到着~!
"武尊ブルー"の下、遮るものの無い360度の大絶景が素晴らしい✨
11時代の気温は約3℃。強風のため体感はさらに低いが、ここ最近では暖かい陽気に恵まれたようだ。
凛々しい姿の剣ヶ峰山を望む↓
山頂部の傾き具合や稜線とのバランスは、北穂や奥穂界隈から望む槍のようでもある。
前武尊へと延びる稜線↓
バックには、日光白根山(左奥)や皇海山(中央やや右寄り)が見えている。
前武尊&剣ヶ峰に挟まれた川場谷と、その先に赤城山↓
左に至仏山。右は、会津駒ヶ岳と燧ヶ岳↓
朝日岳、巻機山、平ヶ岳などを有する白き山並み↓
中央奥に谷川連峰↓
谷川岳の一ノ倉沢周辺は、雪の少なさが逆に独特の雰囲気を醸し出している↓
絶景の山頂を後にし、のんびりと同じルートを戻る。
再び剣ヶ峰山の頂へ↓
眩しい太陽に照らされながらゲレンデトップへと戻る↓
(GPSログ↓)
【動画編】(コンデジ手持ち・1分40秒・BGM有)
<参考> 2019年2月の武尊山
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ココヘリ必須ではありますが、雪山としての難易度は
低い方だと思います。
(天候で状況が一変するのはどこも同じなので)
雪山のデビュー戦に選ぶ方も多いそうですよ。
投稿: bill | 2020年3月20日 (金) 23時22分
こんばんは!
う~ん、こんな素敵な雪山、歩いてみたいけれど、ココヘリ必須とは尻込みしてしまいそうです。
シロウトだと、間違いなく遭難しそうな山でしょうか?
投稿: FUJIKAZE | 2020年3月20日 (金) 22時07分