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2020年6月28日 (日)

天空の楽園!田代山&帝釈山

南会津町にある田代山と帝釈山へ。(6/27)

田代山の広大な山頂湿原から稜線を繋いで帝釈山を併せる王道のルートを巡る。

十数年ぶりの再訪となる今回、ワタスゲとオサバグサのハイシーズンを狙い打つ。

 

10km弱の未舗装路を進んだ先にある猿倉登山口↓(南口)

例によって人の入り込まない写真を厳選しているが、2つの駐車場はほぼ満車だった。

(北口(約300m手前の駐車スペース)にトイレ有)

Img_4966

登山道はとても良く手入れされており、危険箇所も特にない。

登山口から入って直ぐの水場↓

Img_4978

樹林帯を抜けた先の小さな湿原「小田代」↓

バックは、田代山の山頂部。

Img_3512

そして、田代山の頂へ↓

広大な山頂湿原を特徴とし、天空や雲上、山上の楽園とも呼ばれ親しまれている。

Img_3542

<参考> 直近の道の駅「番屋」にある案内板の画像↓

台地状に広がる湿原の様子がとても分かりやすい。

Img_5064

湿原の南西端付近を覆うワタスゲ↓

順路(反時計回り)に沿って先へと進む。

Img_3546

弘法沼付近へ↓

正面奥でガスに隠れているのは、会津駒ヶ岳から三岩岳へと続く稜線。

Img_3562

Img_3565

山頂標識↓

ピンポイントで"最高地点"という訳ではない^^;

Img_3581

標識前より左に折れてさらに木道を進む↓

ワタスゲの群生は、ここからが本番!

Img_3583

場所によっては、木道を覆うほど群生している↓

回復傾向の天候と程よい風のお陰で、雨の影響もごく僅か。

Img_3621

モッフモフ✨

Img_3641

弘法大師堂へと続く木道↓

Img_3644

周回ルート途中から帝釈山方向へ↓

Img_3660

避難小屋を兼ねた弘法大師堂↓

帝釈山へは、向かって左脇を進んで樹林帯へと入っていく。

Img_5004

弘法大師堂前のトイレ棟とテラス↓

Img_5003

樹林帯に入ると直ぐに現れるオサバグサ↓(例年の見頃は6月中~下旬)

ケシ科の多年草で、レッドブックデータにも搭載される希少種。

尾瀬界隈でもここ帝釈山周辺が最大の群生地で、国内屈指の個体数を誇るとされる。

林床では、まさに途切れることなく見ることができる♪

Img_3699

帝釈山へと続く樹林帯は、シラビソやダケカンバ等が目立つ。

オサバグサの他に豊富な苔と小鳥の大合唱で、飽きることなく進む。

Img_3679

山頂手前のハシゴやロープのある岩場を超えると、視界が開ける。

振り返って田代山↓

Img_3703

帝釈山の頂へ↓

かつては、アクセスの悪さも手伝って"幻の山"とも呼ばれた隠れたる名峰。

Img_5026

会津駒ヶ岳(中央左寄りのピーク)と山頂部をガスに隠す三岩岳↓

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日光連山↓

奥白根山や男体山も確認できる。

Img_3718

中央見寄りに燧ヶ岳と至仏山↓

手前は、馬坂峠へ向かうルートの入口。

Img_3723

田代山へと戻り、弘法大師堂先の周回路を右に折れて木道を進む。

視界が開け、田島方向に七ヶ岳や二岐山なども確認できるようになっていた。

Img_3756

こちら側もまたワタスゲの大群落に囲まれている♪

足元からコンデジにて↓

Img_5034

会津駒から三岩岳に掛けての稜線もクッキリ✨

Img_3831

道中で見掛けた花々を幾つか↓

田代山は花の百名山の一つ。山頂湿原を中心に多くの花々に囲まれている♪

因みに、チングルマは花から果穂まで揃い踏みのタイミングと相成った。

Panelimg_20200628161701

目下、樹林帯で最もみられるのはゴゼンタチバナ。

Panelimg02_20200628161701

ズダヤクシュなどは前半に集中している印象。

Panelimg03_20200628161701

もう間もなく、キンコウカが湿原を黄色に彩る頃となる。

Panelimg04_20200628161701

GPSログ↓)

Gpslog_20200628161701

帰り道、道中にある湯ノ花温泉へ♨

田代山と所縁の深い弘法の湯にて汗を流す。

※シャワーはあるもシャンプー等はなし。

Img_5060

【動画編】 (43秒)

後半の樹林帯に響くのは、ミソサザイのさえずり♪

 

 

  

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コメント

姉さん、こんばんは!

桧枝岐(馬坂峠)から入られたんですね。
(こちら側からもツアーがあるようです)
それも、いい時に登られましたね!
ワタスゲの木道歩きは最高ですよね♪
またお越し頂ければと思います。

2年前に行った時のことが思い出されました。
私はツァーだったので帝釈山から田代山縦走でした。
山開きのすぐで、登山口でバッチをもらいました(^^♪
お天気よく最高でした。
ワタスゲの木道歩きは最高ですね!

aoiさん、こんばんは!

幾つもの奇跡が重なって出来た田代山はこの時季
ワタスゲの天国と化しています✨
因みにワタスゲの花は、巨大なネコヤナギみたい?な感じです^^;
aoiさんなら、間違いなく実物を目にしていると思います!

田代山は、ワタスゲ天国ですね~!!
台形の平らな湿原の田代山だったんですね。
ワタスゲの花,見たことないのですが、
どんな花なんでしょうね。
気が付かないでいるのかも知れませんが、
咲いているの見てみたいものです。

Peeさん、こんばんは!

空と君との間には~
新鮮な空気と絶景が広がっていました♪
浄土平と違って登山しないと見ることはできませんが、
それだけの価値は存分にあります!
北海道もカラッとはしていない?のでしょうか…
夏が待ち遠しいですね。

billさん!
空と君との間には 新鮮な空気
足元には愛らしいわたすげや花々🎶
登山者の疲れをちゃんと癒してくれてるのね( ◜◡‾)ホッ!
その空の蒼さが恋しい北海道ですよ!


FUJIKAZEさん、こんばんは!

見たことも行ったこともありませんが、
天国はきっとこんな感じなんだろうか…と
思わされそうなその光景に魅せられ、今や
全国区となった田代山の湿原です。
ピンポイントで狙った甲斐がありました。

こんばんは!
こんな湿原の木道を歩いてみたいです。
ワタスゲの群生の中を歩いているだけで、きっと楽しくなるでしょうね。
夏の青空も映えるし・・・。
いいなぁ・・・。

kiriさん、こんばんは!

既に登られてたんですね。
前回はキンコウカの時期だったので、今回は少し早めです。
6月初旬というと、どうなんでしょう?
チングルマもまだ早いタイミングでしたでしょうか…

ワタスゲは山歩きしなくとも楽しめるポイントがありますので、
是非、足を運ばれてみてください♪

こんばんは。

田代山、こんなに美しい景色がみられるんですね。
実は、20年ほど前、6月初旬友人と登りましたが、
花には早かったようです(山行日記読み返しました)
ワタスゲの群生、見たかったです。
もう山には行けそうにないので残念です。

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