只見町は福島と新潟の県境に位置する浅草岳へ。(7/13)
3年ぶりとなる今回は、新潟県側の六十里越から鬼ヶ面山経由で山頂を目指す。
見頃終盤のヒメサユリと急峻な雪食地形を間近に眺める山旅となる。
六十里越トンネルを過ぎて直ぐの駐車場より、登山口側↓
(登山口は、60mほど先の右側)

同じ位置より、六十里越トンネル↓
自転車をデポし、只見沢から周回ルートで巡る方も少なくない。
(トンネルから只見沢登山口まで(約7km)ずっと下り勾配)

六十里越登山口↓
前半の一部は、かつての六十里越峠(六十里越街道)を歩く。

一部に荒れた個所も見受けられるが、概ね歩き易い↓

幾つか渡渉ポイントを過ぎるものの、最大でも下画像程度↓

反射板のある鉄塔付近へ↓

これから向かう稜線は、まだガスに覆われている↓

鉄塔を過ぎた先で見られたサンカヨウ(実)↓
サンカヨウは入叶津ルートに多いとされるが、以外にも群生となっていた。
その一部は、登山道整備のため刈り払われていたほど。
(驚異の更新スピードと豊富な情報量を誇るYAMAPでも、本ルートのサンカヨウ情報は少なめ)

稜線上で最初に視界の開けるピーク「南岳」へ到着。
福島県側に湧いているガスは、休憩中に殆どが抜けてくれた♪

徐々に姿を現す浅草岳↓


田子倉湖方面↓

歩いて来たルートを振り返る↓

これから進む稜線の手前側↓
鬼ヶ面山や貉沢カッチ、北岳をはじめとした幾つもの小ピークを越えて行く。
但し…予想以上のアップダウンに加え、滑り易かったり切れ落ちたポイントが少なくない。
特に悪天候時は、滑落への注意が肝要だ⚠

安定的にガスが抜けた浅草岳↓

東方向には、"会津のマッターホルン"蒲生岳の姿も確認できる。

稜線を進むにつれ、ヒメサユリがチラホラと見られるようになってくる。
しかしながら、見頃は既に終盤…
この週末"お姫様"に会うご予定の方は、かなり厳しい状況かもしれない><

稜線上の主となるピーク「鬼ヶ面山」へ↓
バックは浅草岳。

更に先へと進む。奥(右)のピークは、北岳↓
なお、北岳のピークは登山道から若干離れた位置にある。
(帰りに寄ってみたが、最高地点は藪の中だった^^;)

振り返ると、燧ヶ岳がガスの合間に見え始めていた↓

ニッコウキスゲ↓
こちらはまだまだ見頃のようだ✨

これまで歩いて来た稜線を振り返る↓
荒々しい東壁は、1,500mクラスの山とは思えない迫力♪

田子倉湖方向↓

途中までガスに隠れていた守門岳(右奥)も、全容が見えている↓

最後のピークとなる前岳を過ぎ、小さな草原地帯へ↓
新潟県側のムジナ沢やネズモチ平からとの合流ポイントとなる。

守門岳方向↓

浅草岳山頂↓

途中に残る雪渓↓

雪面は硬く、両端部ともしっかり安定していた。
…が、状況は日に日に変わるので、実地での見極めをお願いしたい。
軽アイゼンは不要だが、不安な方は万全の態勢で。

雪渓を過ぎ、木道脇でひっそりと咲く一輪のヒメサユリ↓
それにしても木道の傾き具合は絶妙…雨天時は中々エキサイティングだろう^^;

山頂手前の小湿地帯↓
木道はどちらも通ってもOK。距離もほぼ同じ。

浅草岳の山頂到着!
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<浅草岳の"主"について>
浅草岳山頂にある三角点下部は、アオダイショウの住処となっているようだ。
(休憩中にも時折顔をのぞかせていた^^;)
噛まれることはまずないと思われるが、アオダイショウにも都合はあるだろう…
最近は殆ど見掛けなくなったが、三角点にタッチ!とかされる方は多少なりとも配慮されたい。
また、北岳~前岳間はヘビの目撃例が多いとされ、ボクも今回、3匹のマムシと遭遇している。
生息域に入る以上仕方ないとはいえ、当該区間は特に注意した方が良さげである⚠
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~ 下山編へと続く ~
【参考】前回の浅草岳(只見沢コース) → 2017年7月9日
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