霊場「恐山」＠青森県

カレンダー通りの休みとはいかなかったシルバーウイーク。

天気予報もパッとしないことから当初の予定を断念し、北東北の一角を巡ってみた。

****************************************

～ 霊場「恐山」＠青森県むつ市 ～

日本三大霊場の一つで、誰もが一度はその名を耳にしたことがあるだろう。

詳細は公式サイト等を参照頂くとして、今回は半ば観光としての一般参拝となる。

再建プロジェクトが進行中の太鼓橋↓

三途川にかかるその橋は、この世とあの世を繋ぐ橋とされる。

宇曽利湖からの流れは、とても美しい✨

取り敢えず、無事に三途川を渡ることは出来た^^;

入山料を支払い、先ずは総門を望む↓

総門脇にある来迎の像（右）と六地蔵（奥）↓

左奥に見えている頂は、新日本百名山の一つでもある「大尽山」

総門を潜り、境内へと進む↓

正面奥の山門↓

山門の脇に建つ本堂↓

山門を潜った先、正面に地蔵殿、左奥に参拝コースの入口となる↓

左右中間の建物は、参拝者が自由に入ることのできる温泉棟♨

（温泉は次回への持ち越し^^;）

参拝コース（地獄めぐり）へと進む↓

（記事はかなり端折っているが、数あるポイントごとにきちんと手を合わせている）

ちょっとした山道の先にある恐山奥の院（右奥）↓

奥の院より戻り、慈覚大師堂方向へと進む↓

硫黄臭の漂う荒涼としたガレ場だが、普通の靴でも歩き易くなっている。

至る所から噴気や温泉水の湧出が見られ、何となく北アの焼岳にも似た雰囲気だ。

慈覚大師堂↓

随所に見られる風車は、残された親が"地獄でも遊べるように"と亡き子に贈るものらしい。

（以下、コース内の様子を幾つか）

大師説法之地↓

境内方向を振り返る↓

右奥に見えているのは、空自のレーダー施設が目立つ釜臥山。

美しい極楽浜と宇曽利湖、その先に大尽山をはじめとした蓮華八葉の山々↓

因みに"恐山"とは、蓮華八葉（剣山、地蔵山、鶏頭山、円山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山の8峰）と、その山々に囲まれた盆地の総称を言うそうだ。

英霊地蔵尊↓

慈覚大師座禅石↓

八葉塔↓

血の池地獄↓

ネット上では、真っ赤に染まった写真も見られるが^^;

秀麗なる大尽山をバックに極楽浜↓

光の当たり具合で刻々と色味を変える極楽浜と宇曽利湖↓

先ほどまでの"地獄"とは打って変わって、正に"極楽"の美しさで魅了する✨

所謂カルデラ湖だが、白砂が魅せる南国の如き美しい情景は中々ないだろう。

八角円堂↓

（こちらもまた中に入る事ができる）

八角円堂前の池↓

再び極楽浜へと戻り、東日本大震災供養塔へ↓

東日本大震災供養塔を過ぎ、浜辺を進む↓

不思議な色合いの小川↓

地質学的？には火山成分だろうけれど、ここでは様々な解釈がありそうだ。

無縁佛↓

無縁佛を後にし、極楽浜を眺めつつ先へと進む。

恐山讃詩之碑↓

林崎五宇如来付近より、恐山菩提寺の全景を望む↓

1200年記念碑↓

五智如来↓

戦没者慰霊の碑↓

"ひとを想うひとの心"…故人を偲び、心洗われる美しさに目を細む。

正直、ちょっぴり怖いイメージのあった恐山…だがしかし、そこはとても素敵な場所である✨

ランキング参加中！よろしくお願いしますm(_ _)m