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2021年7月 5日 (月)

究極の野天風呂「沼尻元湯」

白糸の滝を後にし、沼尻元湯へと向かう。

安達太良山の中腹付近に湧く源泉で、麓の中ノ沢・沼尻温泉へと引かれている。

湧出量は毎分13,400L。 単一湯口としては国内トップを誇る名湯である。

 

かつては"究極の野天風呂"として知る人ぞ知る存在であったが、雑誌への掲載やSNSの普及もあってすっかりメジャースポットへと昇格。

昨今、東北DCの特別企画中ノ沢沼尻エクストリーム温泉体験も実現し、一般の方でもガイド付きで安全に楽しむことが出来るようになっている。

【参考:エクストリーム温泉

 

白糸の滝観瀑台を後にし、登山道を進んで行く↓

Img_2024

特に危険箇所などはないが、登山に適した装備が必要となる。

エクストリーム温泉ツアーでは比較的平坦な作業道を進むようだ

Img_2033

船明神山との分岐を左へ↓

奥に見えているのは、沼ノ平の北側に位置する胎内岩。

Img_2035

分岐を過ぎて直ぐのポイントより、沼尻元湯の源泉エリアを俯瞰↓

谷の上部は、現在も立入が禁止されている爆裂火口「沼ノ平」

Img_2036

途中、ちょっとした藪に覆われる場所もあったりする↓

安達太良山登山で沼ノ平を周回する場合、一応必須となるルートなのだが…^^;

Img_2038

比較的傾斜はあるが、決して歩き難くくはない。

高度を下げるにつれ硫黄臭が強くなってくる。

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Img_2047

沼尻元湯へと到着。

源泉エリアは何とも荒涼とした雰囲気に包まれている。

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硫黄川に架かる木道より上流側↓

硫黄川そのものは、源泉エリアより上部から小さな流れが続いている。

なお、この木道はれっきとした登山道。

Img_2051_20210705164701

源泉の湯口付近は立入禁止。

(湯口付近は、胎内岩へと続く登山道から俯瞰出来る)

Img_2053

下流側へと移動し、再び湯口方向を望む↓

Img_2056

源泉エリアに約500mに渡って続く硫黄川は、野性味溢れる秘湯としても楽しめる♪

好みの湯温となるポイントを探したい。

Img_2060

もちろん、付近一帯は入浴のために整備されてはいない。

また、硫化水素による危険性について十分に理解した上での自己責任となる。

(稀だが、微風や無風の場合は特に危険)

Img_2072

温泉の湧出ポイントは複数あるが、沢水等も混じるため下流側ほど湯温は下がる。

因みに、白糸の滝の滝壺周辺にも温泉の湧出ポイントが幾つかあるそうだ。

Img_2059

もちろん画像に入っていないが、複数の入浴客がいらっしゃった。

Img_2069

洞窟の上流側入口↓

Img_2066

洞窟の下流側出口より洞窟の内部↓

湯温は低めとなるが、この雰囲気を楽しまれる方が少ない。

Img_2074

上の画像付近より望む下流側↓

この先、白糸の滝へと続いていく。

Img_2076

 

 

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コメント

しゅうちゃんさん、こんばんは!

中ノ沢まで引いているのですから、それなりの湯量と湯温が必要ですね。
湯守の話題はどうしても岳温泉側に集中しがちですが、
こちらも人知れず活躍されているものと思われます。
このダイナミックな雰囲気を味わってみるのも悪くないですよ♪

Peeさん、こんばんは!

そうなんです!綺麗なミルキーブルーの温泉が流れています。
最近、この手のエクストリームな温泉の紹介が増えていますね。
こちらは、芸能人をはじめ著名なユーチューバーやブロガーも
多く訪れています。
有名スポットだけに、オープンに楽しむ女性もいらっしゃいますよ♪

中ノ沢温泉まで引き湯しているんだから凄いですよね。
樋の清掃も大変なんだろうなと思います。
野趣あふれる温泉、入ってみたいけど・・・中ノ沢で我慢します(笑)。

FUJIKAZEさん、こんばんは!

あの木枠は、湯船ではなく温泉を運ぶ施設の一つです。
基本的に風のある場所ですが、硫化水素は気になりますね。
あ、ボクもしっかりと入浴して参りました^^;

billさん!
キレイな湯の色!
ウチの人工入浴剤の色(*ノ∀`)アハハ
今デンジャラスな温泉がTVでも紹介されてるね。
男性にしか出来ない 大自然の温泉探訪 羨ましいなぁ!

こんばんは!
あの木枠で出来た物は、湯船ではないのですか?
硫化水素は恐ろしいですが、一度経験してみたい温泉ですね。
billさんは結局入浴しなかったのですか?

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