台倉高山@桧枝岐村
桧枝岐村は尾瀬国立公園内に位置する台倉高山へ。(7/11)
福島と栃木の県境に続く稜線上にある山で、標高は約2,067m。
田代山&帝釈山の人気に隠れがちではあるが、穏やかさもまた味わいの一つ♪
(栃木百名山に選定されていることもあり、そちらを目標とされている方の入山はとても目立つ)
今回は、馬坂峠から山頂をピストン。
馬坂峠駐車場↓(台倉高山の登山口は向かって左側)
田代山側の猿倉登山口への道中と同様、こちらも10km超のダートが続く^^;
(普通車でも通行可能)
綺麗なトイレ棟を挟んで向かい側に位置する帝釈山登山口↓
田代山から帝釈山を経て台倉高山をピストンする方も多い。
ルートは、ほぼ全域に渡ってオオシラビソの森に囲まれている。
田代山と帝釈山間の樹林帯によく似た印象を受ける。
2,000m級の緩やかな林床に続く尾根道は、盛夏登山も許容範囲?だろうか。
全域に渡って見られるゴゼンタチバナ↓
同じく、ほぼ全域で見られるギンリョウソウ↓
見頃は当に過ぎているが、最後の気力を見せるオサバグサ↓
やはり、こちらの見頃がベストシーズンかと思われる。
三段田代の直前に続く湿原へ↓
まだまだ見頃のコバイケイソウ↓
その一方、こちらは鹿の仕業だろうか?
至る所で食べられてしまっているコバイケイソウの花芽たち↓
強烈な毒草の筈だが、鹿には効かないのだろうか?
控えめな印象を受けるワタスゲ↓
コバイケイソウと違って、今シーズンはどのスポットも裏年のようだ…
三段田代へ↓
派手さはないが、何だかホッとさせられる。
モウセンゴケ↓
三段田代から先で目立っていたシャクナゲ↓
再び樹林帯を進み、途中で台倉高山の山頂を望むスポットにて↓
山頂到着~♪
残念ながら眺望はなし…><
引馬峠方向は、完全に藪と化している…↓
歩いて来た方向↓
帝釈山の頂はガスに覆われている。
小休止の後、速やかに下る。
途中、雨がパラついたり晴れ間が見えたりと、空模様の変化は目まぐるしい。
三段田代付近では、日差しに誘われてリンドウが花を咲かせてくれた♪
(GPSログ↓)
【参考】 田代山&帝釈山(2020年6月)
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針葉樹林帯の中を歩くのは退屈であることが多いのですが、
オオシラビソの森は比較的明るく変化もあって楽しめます。
ギンリョウソウは意外とメジャーなので、注意深く探してみると
案外見つかるかもしれません^^;
モウセンゴケは、かなり群生しています。
機会があったら、捕食シーンを撮影してみたいと思います。
投稿: bill | 2021年7月19日 (月) 20時38分
こんばんは!
オオシラビソの森の中を歩くのって、気持ちよさそうですね。
マイナスイオンが漂っているような感があります。
ギンリョウソウは見たことがありません。
何とも気持ち悪そうな花ですね。
でも、見てみたいものです。
モウセンゴケは湿原にこんな感じで群生しているのですね。
モウセンゴケも園芸店で見ただけです。
これも見てみたいなぁ・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2021年7月18日 (日) 22時44分
だいくらスキー場なるスキー場が南会津にございます。
さすがです!行かれてましたでしょうか♪
花や高山植物については、まだまだ勉強中の身です><
最近、少しずつ覚えてはきていますが、
ベテランの方々には遠く及びません^^;
ユウレイタケとも呼ばれるギンリョウソウは、中々ユニークですね。
投稿: bill | 2021年7月17日 (土) 22時00分
こんばんは^^
台倉高山と聞いて、だいくらスキー場を思い浮かべましたが、
場所を確認したら、違うんですね(;^_^A
田代山ではイワカガミ、チングルマを知りました。
余裕をもって歩けると、色々な花に出会えるのですね。
キョリンソウ、見てみたい。
投稿: kiri | 2021年7月16日 (金) 21時46分