「森戸の雨屋」の夏
佐倉山を下りた後、登山口から程近い場所にある「森戸の雨屋」へ。
明治初期に建設された茅葺屋根の建物で、雨天時の作業小屋として使われていたという。
平成28年3月には、町の景観重要建造物(景観第2号)にも指定されている。
~以下、町の公式サイトより~
「明治初期に建設された木造茅葺き屋根の簡素な建物で、屋敷から離れた場所に建っており、雨天の際の作業小屋として使われていた。
周囲は南側の佐倉山や西側の立岩山を背景にして、一面が田園風景の中、茅葺の小屋が建ち、周辺の景観との一体感やタイムスリップしたような空間となっており、地区のシンボルとして良好な景観形成に重要な役割を果たしている。」
佐倉山をバックに森戸の雨屋↓
数年ぶりに建物の近くへと進んでみる↓
かつては"ポツンと一軒家"的な佇まいだったが、今はビニールハウスなどが目立っている^^;
仕方がないとはいえ、画的には惜しいところ…
直ぐ隣で脇役を担っているのは、桜の樹↓
舘岩地区の桜スポットの一つ(森戸の桜) としても人気がある♪
ある意味…茅葺屋根の定番的存在(雑草)↓
正面側へと移動↓
因みに、正面が南側を向いている。
近くの前沢曲家集落に見る建物とは用途も年代も異なるが、日本の原風景を色濃く残す景観という点では同じであり、共に大事にしていきたいものである。
舘岩川付近上空より↓
敢えてミニチュア風に^^;
【参考】 「森戸の雨屋」の冬の様子(2017年12月) ※記事後段
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とても絵になる建物です♪
周りのハウス等が残念と言えば残念ですが、
地元の方の生活があることを思えば、
止むを得ないですね。
確かに、この建物のメンテナンスは
どのようになっているのか気になるところです。
この先も機会あるごとに訪ねてみたいと思います。
投稿: bill | 2021年7月28日 (水) 22時46分
こんばんは!
あぁ、思い出しました。
雪に煙った景色を。
桜とコラボした写真も拝見しましたが、それも素敵ですね。
絵になる建物です。
しかし、この茅葺き屋根を葺き替えるのは大変でしょうね。
特に金銭的に。
雑草も生え始めたようですが、どうするのでしょうね。
投稿: FUJIKAZE | 2021年7月28日 (水) 22時13分