秋色深まる燧ヶ岳(登頂編)
桧枝岐村にある尾瀬の名峰「燧ヶ岳」へ。(9/16)
毎年の様に訪れている尾瀬だが、燧のピークを目指すのは約2年ぶり。
今回は御池から入ってナデッ窪を下り、沼尻から見晴経由で裏燧林道を戻る。
なお、今季後半にも予定があり、今回は様子見的な登山と相成った。
日帰りとしてはほぼ限界のロングルートで、尾瀬の中心部を歩き抜く。
御池登山口をスタート↓
木道や岩場の湿り気は最小限で、とても歩き易い状態♪
なお、山頂までは前回(2018年6月)と同じルートとなる。
広沢田代へ↓
これでも、草紅葉としてはピークの一歩手前。
朝日に照らされた湿原全体を覆う黄金色の煌めきが美しい♪
実を付け始めたイワショウブ↓
青空を映し込む池塘と中央奥に会津駒ヶ岳↓
ナナカマドの色付きは、標高より木自体によって違いがある印象だ。
樹林帯の途中、広沢田代付近をズーム↓
これから先、周辺に赤色が増えて更に鮮やかさを増してくる。
樹林帯を抜けると、ガスに覆われていた燧ヶ岳のピークが顔を出してくれた。
そして、本ルート一番の見所とも言える「熊沢田代」へ↓
燧ヶ岳(俎嵓)を正面に、熊沢田代の中心部へと緩やかに下る↓
因みに、この付近は既に磐梯山や安達太良山などの標高を優に上回っている。
ベンチで小休止しながら草紅葉彩る湿原を満喫する♪
右手側に平ヶ岳↓
右奥の稜線は、越後駒ヶ岳や中ノ岳、荒沢岳等々。
左手側奥に位置する栃木県境の山々はガスに隠れがち…↓
若干進んで、熊沢田代を振り返る↓
本ルートで最も歩き難い浮石の多い岩場が続くポイントへ↓
ガレ場から左に折れた先の危険ポイント↓
木道を踏み外さないよう注意したい。
その木道より、広沢田代方向。バックは、未だガスの抜けぬ会津駒ヶ岳↓
更に高度を上げつつ、色付くナナカマドと広沢田代↓
やはり、陽射しが欲しいところ…
燧ヶ岳の東峰「俎嵓」(まないたぐら・三角点ピーク の2,346m)へ↓
最高峰は奥に見える柴安嵓(しばやすぐら・2,356m)
ガスが多く遠望が効かないため、直ぐに柴安嵓を目指す↓
左奥に見えているのは尾瀬ヶ原。
燧ヶ岳最高峰「柴安嵓 」 へ↓
西峰の俎嵓とは、往復30分ほどだ。
ガスを纏う至仏山をバックに尾瀬ヶ原の全景↓
尾瀬ヶ原の草紅葉は、燧ヶ岳山麓のほど進んではいないようだ。
ミノブチ岳の先に尾瀬沼。大江湿原も見て取れる↓
辿って来た俎嵓を望む↓
今回のルートは、俎嵓へ戻った後、向かって右の稜線を下りていく。
~ 下山編(ナデッ窪~沼尻平編)へと続く ~
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FUJIKAZEさん、こんばんは!
黄金色に輝く湿原は、一年で一番美しい時期を
迎えようとしています♪
湿原の草紅葉は、稲穂よりオレンジ色が濃いですね。
こちらのベンチは、極上の癒し空間でした。
投稿: bill | 2021年9月21日 (火) 21時29分
こんばんは!
わぁ~湿原の何とも黄金色が見事ですね。
まるで稲穂が輝いているようです。
登頂はしなくて良いから、湿原のベンチに陣取って、移りゆく時間の風景を撮っていたい気分です。
投稿: FUJIKAZE | 2021年9月20日 (月) 22時29分