錦秋の槍ヶ岳(初日編 vol2)
ババ平でテント設営後、時間的な余裕を元に天狗池へと向かう。
翌日の行程にあることに加え、天候や時間帯的な条件も決していいとは言えないが
やはり、紅葉のピークにあるその状況を伺いたい気持ちが勝る^^;
~ 初日編 vol1より続く ~
というわけで、アタックザックに最小限の荷物を押し込んでテン場を出発↓
(ババ平~天狗池は、往復約5.4km・3時間半ほどの行程)
槍沢の左岸を進みながら少しずつ高度を上げていく↓
先に進むほど紅葉は色味を増してくる♪
途中、槍沢下流側を振り返る↓
テン場は、左側の大きくそびえる赤沢山の麓に位置する↓(赤〇)
水俣乗越分岐を過ぎて大曲り周辺に至ると、南岳の稜線が見えてくる↓
ここより先の槍沢は紅葉の最盛期♪
丸山モレーンと呼ばれる丘陵部にスポットライトが当たる↓
ダケカンバを中心とした黄葉が美しい♪
槍沢下流側↓
色付く斜面が西日に照らし出されている。
大岩前へ↓
天狗池への入口は、正面に見える岩塊の左端付近となる。
天狗原分岐を左へ↓
槍沢を渡って行く↓
中央には、赤やオレンジに付いたナナカマドが線状に続いている。
進むにつれ、ようやく槍の穂先が姿を現す。
付近は、岩稜滞に草紅葉の黄色やチングルマの赤、ハイマツの緑等が入り混じる。
大槍モレーンに続くハイマツ帯は、グリーンバンドとも呼ばれる↓
対比的な色合いとして中々いい仕事をしておられる♪
そして、天狗原の真骨頂とも言える紅葉のナナカマドと槍ヶ岳↓
日差し的な条件と撮影スキルが悪くとも、圧倒的な被写体力に助けられる^^;
天狗池へと進みつつ、何度も槍を振り返る↓
ちょっとしたピークを超え、いよいよ天狗池へ↓
天狗池は、天狗原(てんぐっぱら)と呼ばれる氷河公園の中にある小さな池。
例年8月中旬ぐらいまで雪に覆われるため、全景を見られる期間はそう長くない。
更に紅葉のピークと逆さ槍を併せるとなると、年に数日しかないという…
夕刻に迫るタイミングだが、この情景を独り占め出来るひと時は正に至福!
やや波立ってはいるものの、十分に美しい♪
対岸(槍に背を向けた側)の様子↓
~ 2日目編 vol1へと続く ~
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kiriさん、こんばんは!
大変貴重なタイミングを独占してしまいました♪
(セミの抜け殻とドラセナの花のお陰かも^^;)
今回の槍ヶ岳は過去最高クラスの好条件に恵まれましたので、
似たような写真のオンパレードとなりますが、
どうか最後までお付き合い頂ければ幸いに存じます^^;
投稿: bill | 2021年10月 9日 (土) 23時14分
こんばんは^^
おおおお~~槍!!
独り占めとは。
逆さ槍も何もかも美しいです。
ワクワクが止まりません。
投稿: kiri | 2021年10月 9日 (土) 22時20分