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2021年12月14日 (火)

落葉期の往生山

いわき市遠野地区にある往生山へ。(12/13)

ベテランでも迷い易いとのウワサが絶えない里山で、標高は約599m。

所説ある名の由来は、多くの修験者たちがここで命を落とした…が有力らしい。

 

初となる今回は、極位峰を併せる周回ルートを時計回りに巡る。

(南東側上空より往生山)↓

Dji_0477b

駐車場入口にある林道起点の柱票↓

Img_4547

上画像を過ぎて直ぐの林道↓

車種によっては普通車でも通過できそうだが、各自でご判断を^^;

Img_4549

駐車場↓

新うつくしま百名山や分県登山ガイド(山と渓谷社)では反時計回り推奨のようだ。

反時計回りは、駐車場先の急坂を登りで使うため若干安全であろう。

なお、ピークハントに重きを置く場合、林道経由のピストン(左側往復)が手っ取り早い。

Img_4551b

時計回りのスタートは、左側の林道へ↓

(ボクが時計回りとしたのは、分かりにくいとされる林道側を先に見ておきたかった点にある)

Img_4553

林道は基本的に荒れている。

Img_4554_20211214160101

一部には、舗装路面とガードレールも残る。

Img_4555_20211214160101

途中、太平洋を望む↓

Img_4559_20211214160101

林道終点から登山道へと入る↓

で、その肝心のルートは…新しい目印が多く、想定よりはずっと分かり易い。

迷い易いとの声に応えたものだろう。ピンテが大量に付けられている。

Img_4565

途中で別の林道へ合流し、左側に折れる↓

周回ルートを取る場合、本林道を2回横切ることとなる。

誤って逆回りしてしまう方もいるそうだが、恐らくここがその要因の一つと思われる。

Img_4569b

上画像の矢印の先↓

Img_4570

沢に架かる丸太の橋を渡る↓

少なくとも、利用した一番右手側はしっかりとしていた^^;

Img_4571

上画像の橋を渡って杉林内へ↓

現状、杉林内の目印は少なく、本ルートで最も分かりにくい

右奥に続く道状の段差ではなく、斜面を若干左上方側へ向かうよう心掛けたい。

Img_4574_20211214181301

杉林を過ぎると、添石方向との分岐のある稜線へと出る。

そこを左に折れ山頂へと進む↓

Img_4576

往生山の山頂へ↓

三等三角点の標石脇には、石城(いわき)山岳会設置の案内板が設けられている。

Img_4578_20211214160101

視界の開けている南西方向↓

中央奥で目立っているのは、古殿町の三株山

Img_4584

山頂を後にし、杉林との分岐を添石方向へと真っ直ぐ進む↓

ここから先も目印はしっかりと目立つ。

Img_4588

添石と呼ばれる花崗岩の大岩↓

(花崗岩の分布においては、阿武隈山系が国内でも群を抜いているとされる)

Img_4594

アセビが多く見られる点で浜通りらしい印象も受ける↓

Img_4595_20211214160101

再び林道へと合流し、横切って斜め左前にある登山道へと進む↓

Img_4600b

上画像の矢印の先↓

Img_4601

無想石↓

Img_4604

極位峰と呼ばれるピーク(591P)へ↓

手前に弁当石。樹木の先には往生山が見えている。

Img_4609

"極位"とは、標高の「591」mを捩ったものだろうか?

往生山を含め、これらの呼び名は比較的最近のものらしい。

Img_4610

極位峰のピークを過ぎ、若干下ったポイントにある合掌石↓

Img_4619_20211214160201

途中にある迂回路との分岐を右へ↓ 結局、迂回路の合流ポイントは不明^^;

この先にある杉林は、往路のそれより目印がしっかりとしていた。

Img_4621_20211214160201

杉林内の急坂の下って沢沿いを進み駐車場へと戻る↓

Img_4629

GPSログ↓)

約5km・約1時間45分

Gpslog_20211214160101

グリーンシーズンの様子はまた別かもしれないが、少なくとも現状は

決して分かりにくさが際立つような山ではなかった。

これは、石城山岳会の皆様のご労苦あってのことと思われる。

しかし、入山に際しては決して甘く見積もることのないようお願いしたい。

 

 

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山歩き(新うつくしま百名山)」カテゴリの記事

コメント

Peeさん、こんばんは!

無事に迷うことなく下山できました♪
こういった場所では、ボクの様な"ベテランと思い込んでいるオジサン"
が一番やらかしがちなので、心して挑もうと思っています^^;
今のところクマは(というか、オオカミも山姥も^^;)いませんが、
これから先はどうなるか分かりませんね><
急速に生息域を広げているようですので。。

billさん!
‪(๑•̀⌄ー́๑)bお疲れ様!
迷わなくて良かったねぇ(笑)
確かに あたしみたいな方向音痴は迷いそうだネ!
でも、ちゃんと目印が付けられてるみたいなので
今は迷う人がいないのかな?
オオカミ、山姥説には笑えたよ(´▽`) ハハハ!
北海道は山に入らなくても
国道にも街の中にも熊の脅威があるもんなぁ((爆笑)

FUJIKAZEさん、こんばんは!

お見込みの通り、多くの修験者が命を落とすような山ではありませんでした。
場所的にも熊の生息域ではないので、オオカミや山姥が候補でしょうか。
もっと言うと、信仰の山らしい祠なども見当たりません^^;
ここは、極楽浄土に絡む"いい話"でまとめるのが良さそうです。

こんばんは!
往生山ですか・・・。
確かに迷いやすそうですが、多くの修験者が命を落とすほど峻険な山でもない様な・・・。
命を落とす原因って何でしょうね?
熊?オオカミ?ひょっとして山姥かな?

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