冬の名倉山@猪苗代町
猪苗代湖北西岸に位置する名倉山へ。(2/8)
猪苗代湖唯一の島「翁島」を望むなだらかな里山で、酒造の名でもお馴染みの名峰。
周辺地域は、磐梯山ジオパークの猪苗代湖北西岸エリアとしても注目されている。
今回は、北北東側より613P経由にて山頂をピストン。
スタート地点近くの翁沢地区上空より↓
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【参考】
磐梯山頂(剣ヶ峰)より、猪苗代湖と名倉山の位置関係↓
翁島は約5万年前の磐梯山噴火による山体崩壊で形成された流れ山の一つ。
なお、猪苗代湖もその時の噴火で出来たとされる。
磐梯山の赤埴山山頂より↓
赤色の矢印は、山体崩壊による岩なだれのイメージ。
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スタート地点は、天鏡閣入口を進んだ先の一角↓
幾つか目印もあるが、それに拘らず雪の状況で選定した次第。
このあたりは適宜判断されたい。
直ぐに稜線側ルートと合流↓
トレースも残るが、ルーファイは比較的容易な印象を受ける。
スノーシューでの沈み込みは、概ね20~30cm。
樹霜が目立ち始めると、周辺の積雪量もより増していく。
木々の間から翁島と猪苗代湖↓
磐梯山には終始ガスが掛かる↓
猪苗代町内方向↓
川桁山もガスの中だ。
613Pからの登り返しにある雪庇↓
中央右寄りのトレースを進む分には特に問題なし。
山頂直下へ↓
名倉山の山頂へ↓
開けてはいるが、グリーンシーズンは藪に覆われてしまうとのこと。
奥に三角点とは別の石柱あり。三角点に拘る場合は雪を掘らざるを得ないだろう。
眺望の開けたポイントへと進む↓
猪苗代湖↓
布引山の風車群も確認できる。
雪原と化した赤井谷地↓
奥には博士山など雪纏う奥会津の峰々。
パンフ等でも見掛ける翁島の見えるポイントへ↓
無風ではないものの、猪苗代湖は比較的穏やかな表情を見せていた。
成長した樹木により翁島の"島感"はやや薄い^^;
かつては、皇室のプライベートビーチとしても利用されていたという翁島↓
猪苗代湖唯一の存在に"神の島"と崇める方も少なくないそうだ。
天神浜方向↓
黄色の〇は、しぶき氷の出現スポット↓
<空撮編>
名倉山山頂部と翁島↓
会津盆地南部方向↓
ガスに覆われた磐梯山↓
猪苗代湖北岸↓
雪山ハイクの入門編にいいとの評も納得の名倉山。
傾斜は緩やかで難所もなく、磐梯山や雄国山周辺より晴天率が高いのもポイント♪
(GPSログ↓)
【動画編】(空撮パノラマ・約60秒)
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30,000フィート上空からだと、見え方も全く異なりますね。
新千歳行きの便から俯瞰したことはありますが、
色々眺めているとあっという間に過ぎてしまいますし、
もう少しじっくりと眺めてみたいと思いました。
投稿: bill | 2022年2月11日 (金) 22時02分
こんにちは!
やっぱり、沿岸から眺める方が遙かに綺麗ですよ。
私が見ているのは30,000フィート上空ですから。
猪苗代湖だなって、判る程度です。
billさんが撮ったしぶき氷のポイントって何処なんだろうって思いながら眺めていました。
そのうち、ネタが尽きたら貼りますね。
投稿: FUJIKAZE | 2022年2月11日 (金) 13時02分