涼風抜ける「針ノ木大雪渓」
長野県大町市にある針ノ木大雪渓へ。(7/24~25)
日本三大雪渓の一つで、黒部ダムからスバリ岳の稜線を挟んで東側に位置している。
今回は、扇沢を起点に針ノ木岳と蓮華岳を併せる一泊二日の山旅。
爺ヶ岳の稜線より望む針ノ木大雪渓と周辺の山々↓
(全行程のGPSログ↓)
扇沢駅の脇をスタート↓
何度か車道を横切って関電トンネル前へと至り、本格的な登山道へと入って行く。
針ノ木大雪渓の先に針ノ木岳とスバリ岳を望む↓
途中(ほんの一瞬だが^^;)、北アとは思えない美しいブナ林を抜ける↓
赤沢より、赤沢岳から鳴沢岳へと続く稜線を見上げる↓
大沢小屋へ↓
樹林帯を抜け、針ノ木大雪渓の下端部付近へと至る↓
ニッコウキスゲやオオバギボウシ、シモツケソウ等に囲まれつつ進む↓
雪渓の取付点へ↓
雪融け状況によって変わるため、最新情報は必ず確認しておきたい。
(12本爪アイゼン&ヘルメット装着にてスタート)
因みに、白馬大雪渓より幅は狭いものの斜度はやや強めとなる。
(参考:2015年8月の白馬大雪渓(白馬三山縦走))
【参考動画】(コンデジ手持ち・約28秒)
時折、雪面に湧く霧とともに涼風が下りてくる。
ザックの温度計は10~12度。じっとしていると肌寒いほど。
振り返って正面に爺ヶ岳↓
この日(7/24)時点での雪渓歩き終点は、最終水場付近だった。
(条件によって変わるため、あくまで参考)
雪渓歩きを終えると、谷側からガスが湧き上がって来ていた↓
ガスの動きは早く、あっという間に針ノ木大雪渓全体が覆われ始める↓
なお、ガスに覆われた雪渓は難易度が格段に上がるため慎重に行動したい。
一気に駆け上って行くガス↓
雪渓歩きを終えても峠直下まで雪渓が続く。
右岸側から再び左岸側へと渡り、ジグザグの道を進んで行く。
ここから先の花々も見どころに富む。
針ノ木峠の鞍部はもう直ぐ↓
針ノ木小屋へ↓
左奥に槍ヶ岳周辺の山々が見えている。
~ 針ノ木岳編へと続く ~
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コメント
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この時期の雪渓はとても気持ち良く歩けますね。
状況によっては涼しすぎるぐらいの時もあります。
この日のガスはとても動きがあったので、
山小屋付近もガスったり晴れたりの繰り返しでしたが、
雪渓と違って多くは晴れていた印象です。
投稿: bill | 2022年7月29日 (金) 22時55分
こんばんは!
雪渓、涼しそうで最高ですね。
急登で多量の汗が出ても、すぐに寒くなりそうです。
あぁ、こんな所で転がりたいですよ。
しかし、このガスの中、布団なんて干していたら、逆に湿気そうですが・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2022年7月29日 (金) 21時53分