夏の本名御神楽
金山町は福島と新潟境に位置する本名御神楽(ほんなみかぐら)へ。(7/31)
アバランチシュートの岩肌が特徴的な奥会津の名峰で、「会越の谷川岳」とも称される。
"岳"を付けて呼ばれることが多いが、正確には"山"や"岳"が付かないという珍しい山の一つ。
今回は、福島県側の霧来沢から山頂をピストンする。
本名ダムの堰堤脇から続く三条林道の末端にある登山口↓
(案内板の"御神楽岳"は、本名御神楽の先、新潟県側に位置する御神楽岳を指す)
霧来(きりきた)沢に沿って15分ほどの場所にある八乙女滝↓
八乙女滝を回り込んで鎖場を下る↓
ここより先、意外なほど難所が続く><
鎖場を下りてロープのある左岸を進む↓
足場が狭く、細心の注意を要する。
その先、複数ポイントで藪漕ぎを強いられる><
迷う程ではないものの、安定しない足元には特に気を付けたい。
滑床の沢の左岸を進む↓
この付近も若干藪だが、慣れていれば沢を進む選択肢もあり。
尾根の取付き点を右に折れ、胸突き八丁と呼ばれる急登を進む↓
酷暑予報の出ていたこの日、この付近の気温は手元の温度計で約30度💦
藪漕ぎで折れた心が再び折れまくる><
杉山ヶ崎へと呼ばれるピーク(稜線の肩)へ↓
この先、展望のいい尾根道かと思いきや、決してそうでもない><
途中、右手前方に山頂が見え始める↓
山頂の南西側にある前ヶ岳の南壁↓
アバランチシュート(雪食地形)が奥会津の山らしい雰囲気を醸し出している。
熊撃ち場と呼ばれるポイントより、最後の急登を望む↓
急登部を過ぎて左側にある御神楽避難小屋↓
なお、雨漏りのため宿泊は推奨しない旨の案内あり。
(今シーズン中の補修を予定しているとのこと)
道中で最も見掛けたのはホツツジ↓
他には同じ白系のコメツツジ等々
山頂直下にある伊佐須美神社の祠↓
御神楽岳との分岐点でもある。
本名御神楽の山頂へ↓
遮るもののない360度の絶景にここまでの苦労が報われる^^;
柱票には「本名御神楽岳」とある^^;↓
北側にそびえる御神楽岳↓
新潟の山だが、「新編会津風土記」では会津の山とされているそうだ。
本名御神楽山頂からの眺望を時計回りに幾つか。
(上画像のズーム↓)
下山は同じ道を辿って駐車場へ。
(GPSログ↓)
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