エコな虫除け「おにやんま君」
昨今話題の虫除けアイテム「おにやんま君」を入手してみた。
国内最大のトンボ「オニヤンマ」を模した虫除けアイテムで、登山や釣り、BBQをはじめ
ちょっとした庭仕事などにも活用できるとあって、ここ数年人気となっている。
おにやんま君↓(本家本元)
昆虫界における生態ピラミッドの最上位ランクに位置するとされるオニヤンマ。
その攻撃性はとても強く、アブやハチさえも捕食するという。
その特性に注目した先人たちが早くから身に付けていた「トラロープ」がこの製品の原点。
確かに、トラロープの黄色と黒の縞模様にはオニヤンマとの類似性が感じられよう。
おにやんま君はABS樹脂とポリプロピレンで構成され、大きさは約11cm。
口元にピンセット、背中にはストラップホールが設けられている。
電池や薬品を使わず、壊れない限り永久に使用できるエコな一面も支持されている。
人気者の宿命か、昨今は類似品もかなりの数に上るようだ。
最近の類似品はそれなりに良く出来ているようではあるが^^;
※下画像↓(類似品(左)と本家本元のおにやんま君(右))
で、一番肝心なその効果についてだが、複数の夏山で使用しての率直な感想は…
(キャップの側面&後面、ザックの雨蓋&背面、ショルダーハーネス等に取り付けて検証してみた)
良くも悪くも、”それなり”…といったところだろうか。
視覚的効果を狙う性質上、見えている範囲での効果は一定程度期待できる。
アブやハチといった大型昆虫系は若干減ったかな?という印象を受けるものの、
小さな羽虫等に大きな違いは実感できなかった。
(小型昆虫の眼力があまり優れていないとされる点も要因の一つだろうか)
なお、登山的視点で見た場合、羽の付け根部分にもう少し強度が欲しいところ。
木の枝や岩などに擦ってしまうケースは多く、どうしてもそこに負担が集中してしまう。
そういった耐久性の面も含め、もうしばらく検証してみたいと思う。
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【ポイズンリムーバー】
虫に刺されたり蛇に嚙まれたりした場合に、その毒を吸引するアイテム。
注射器のシリンジと同じ原理で、固定機能を備えた物もある。
こちらは昔から常備しているが、使用歴は1回(それも自宅敷地内で^^;)
こういったエマージェンシー系のアイテムは使わないに越したことはないが、
当然ながら、万が一の緊急事態はいつ起こっても不思議ではない。
アウトドアを嗜む機会が多い面々は是非とも装備しておきたい。
ランキング参加中!よろしくお願いしますm(_ _)m
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中には絶賛する意見も見られますね。
先人の知恵が伊達ではなく、一程の効果は期待できそうです。
が、暗い場所ではあまり効果がない旨の記載もあります…
ので、花火の観覧や撮影には向かない可能性がありますね。
投稿: bill | 2022年9月 3日 (土) 21時35分
先日、アウトドア関連のテレビ番組でやってましたね。
色々便利な道具があるんですね。
夜、花火観覧時は効果あるのかな?
投稿: しゅうちゃん | 2022年9月 3日 (土) 10時30分
こういった疑似敵で身を守ることも出来るのは、
ルアー等の疑似餌で釣りが出来るのと同じ理論かもしれませんね。
鷹の凧は福島でもよく見られます。
地球上の生き物の多くは騙し騙されながらの生涯なんですね><
投稿: bill | 2022年8月30日 (火) 21時36分
こんばんは!
これで虫がねぇ・・・。
長野へ行くと、よくリンゴ畑なんかに、タカの凧?が上がっているのを見ます。
まぁ、鳥ならば脳も発達しているから分かりますが、虫がねぇ・・・。
羽虫は無理でも、アブやハチに効果があれば御の字ですね。
アブやハチの本能には、オニヤンマ=危険って、刷り込まれているのかなぁ・・・。
投稿: FUJIKAZE | 2022年8月29日 (月) 23時03分