鹿狼山
宮城県境に続く亘理地塁南部(阿武隈山地北部)に位置し、標高は約429m。
眺望の良さと手軽さもあって、県内でも屈指の人気を誇る山の一つ。
今回は、水源の森登山口を起点に樹海コースを登って眺望コースを戻る。
登山口前の駐車場から山頂方向を望む↓
"日本一早い山開き"を謳う元旦登山もすっかりお馴染みとなった感がある。
山頂には鹿狼山神社が祀られており、参道を兼ねた登山道を行く。
鳥居をくぐって直ぐの狛犬は、犬ならぬ"鹿"と"狼"↓
樹海の森方向へ↓
手長足長伝説に因む手長明神のイラストが可愛らしい案内板↓
登山道は広く、そしてとても綺麗に整備されている↓
傾斜も緩く難所もないため、登山装備ではない老若男女も多数見受けられる。
途中、海の見える東屋や切り株のベンチなども設けられている。
尾根を進んだ先、山頂直下にある眺望コースとの分岐↓
鹿狼山神社の祀られている山頂を見上げる↓
神社前の鳥居↓
足の病を治す神様として信仰のある足音神社の祠↓
鹿狼山神社↓
鹿狼山神社前より、ベンチの先に吾妻連峰方向↓
宮城県は丸森町方向↓
吾妻連峰同様、蔵王連峰も霞んでしまっている><
宮城県側へと続く亘理地塁の稜線↓
常磐線を利用しての七峰縦走も人気の様だ。
そして、太平洋側↓
海岸沿いに相馬共同火力の新地発電所や松川浦などが確認できる。
今年の初日の出もかなり賑わったとのこと。
山頂南側↓
下山は眺望コースへ↓
コース名から想像する程ではないが、"遠望が樹木の先に見える度"はより高い。
傾斜はあるものの決して急ではなく、家族連れも多く見られる。
下山後に立ち寄った浜の駅松川浦より望む鹿狼山↓
(GPSログ↓)
ランキング参加中!よろしくお願いしますm(_ _)m
« 山舟生の羽山@伊達市 | トップページ | 雪の降り進む裏磐梯 »
「山歩き(新うつくしま百名山)」カテゴリの記事
- 晩秋の博士山(2023.11.13)
- 吾妻の稜線彩る草紅葉【西吾妻山編】(2023.10.15)
- 初秋の鏡山@西会津町【下山編】(2023.09.15)
- 初秋の鏡山@西会津町【登頂編】(2023.09.12)
- 残暑の一切経山【登頂編】(2023.09.02)
福島では最近、狛犬で地域活性化を図ろうとする動きが散見されます。
因みに、こちらの狛犬は"白い狼と年とった鹿"だそうです。
まだまだ浅学ですが、その奥深さを知るに微力ながら応援したくなりますね。
手長明神のイラストは、逸話とのギャップもいいですね。
投稿: bill | 2023年1月16日 (月) 21時57分
こんばんは^^
鹿と狼の狛犬、狼好きにはたまりません。
そんなに引きを引き連れた手長明神、格好良いです。
投稿: kiri | 2023年1月15日 (日) 22時37分
元旦登山に併せた日の出前の打ち上げもあるようですね。
山頂まで行かずとも途中に開けたポイントがありますが、
撮影条件的な良し悪しは不明です。
登山装備なしで樹海コース往復は特に容易だと思います。
往復3.2km。遊歩道散策の延長といった印象です。
投稿: bill | 2023年1月12日 (木) 21時50分
昨年鹿狼山登山口まで車で行ったことがあります。
新地町での花火大会、鹿狼山方面から見えないかなとローケションに行ったのですが、山頂まで登らないと視界が開かなそうだったので諦めました。
初日の出のスポットですよね、登山装備は要らなさそうですが登る自信は?です。
投稿: しゅうちゃん | 2023年1月12日 (木) 21時37分