晩秋の博士山
柳津町と昭和村に跨る博士山へ。(11/4)
その名は、太刀を腰に佩く様子の「佩かせ」が転じたとされる。
絶滅危惧種であるイヌワシの生息地としても知られる山で、標高は1,482m。
今回は、道海泣き尾根口から入って近洞寺尾根口へ下りる定番ルートで巡る。
駐車場から車道を進み、奥から右手側へと入って行く↓
(GPSログ↓)
ルートは基本的に樹林帯だが、全域に渡ってよく整備されている。
この日時点で、標高1,000m前後までは紅葉が楽しめた。
ブナを中心とした紅葉が美しい。
水場との分岐から一気に傾斜がきつくなり、ハシゴやロープが目立つようになる。
濡れた状態の時などは下りに使わない方が無難と思われる。
しゃくなげ洞門↓
ここは潜らず先へと進む。
山頂から北北東側へ続く稜線と1416P↓
中央奥に明神ヶ岳↓
画像では分かりにくいが、右手側に会津盆地と磐梯山が薄っすらと確認できる。
尾根分岐を左側へ↓
尾根に出ても目立つのは1416Pで、博士山のピークは見えていない。
切れ落ちたポイントが数か所あり、特にロープのある場所は注意したい↓
上記ポイントより駐車場方向へ続く谷筋↓
稜線上の小ピークである社峰の頂へ。奥に博士山の山頂部が見えている↓
ここはかつて、伊佐須美神社があった場所とのこと。
博士山の頂へ↓
以前は開けていた方角も伸びた樹木に遮られ、眺望はほとんど得られない。
なお、この後にスライドした方が山頂付近でクマを目撃している。
下山は尾根を戻って分岐を近洞寺方向へ。
不気味な印象を醸し出す有名な看板を過ぎる↓
(特に訳アリというものではない)
こちらのルートは、往路以上にクロベの巨木が目立つのも特徴的。
近洞寺跡↓
尾根上にある倒木↓
中央を潜るように進むが、見た目より容易。
印象的な立ち姿のブナ↓
紅葉の中、往路よりは緩やかに高度を下げて行く。
傾斜地を終え、左手側に折れて車道へと進む↓
近洞寺登山口へ↓
車道を歩いて起点へと戻る。
ランキング参加中!よろしくお願いしますm(_ _)m
« 紅葉の奇岩桧淵@昭和村 | トップページ | 秋のツムジクラ滝_2023 »
「山歩き(新うつくしま百名山)」カテゴリの記事
- 晩秋の博士山(2023.11.13)
- 吾妻の稜線彩る草紅葉【西吾妻山編】(2023.10.15)
- 初秋の鏡山@西会津町【下山編】(2023.09.15)
- 初秋の鏡山@西会津町【登頂編】(2023.09.12)
- 残暑の一切経山【登頂編】(2023.09.02)
思ったより登り甲斐のある山という印象です。
ブナやクロベの巨木も見応えがありました。
新しい博士トンネルはまだなので、今度
抜けてみたいと思います。
観光客数の増加等々、トンネル効果があるようですね。
投稿: bill | 2023年11月14日 (火) 22時27分
紅葉も落葉した寂し気な森のどちらも楽しめました。
クマとニアミスだったようですが、
当たり前のようにいる前提として山に入ってはいます。
下山の看板で気を引き締め直し、無事に下山しました。
投稿: bill | 2023年11月14日 (火) 22時23分
そうなんです。特に下山は枯れ葉を踏み踏みロードでした。
ブナは単独でも森でも綺麗で癒されます。
独特の幹肌もいいですね。
下山の看板は怖い感じがしますね^^;
狙わずとも、気を引き締めさせられるようです。
(狙ってたらそれはそれで凄いですけど)
投稿: bill | 2023年11月14日 (火) 22時20分
博士トンネルが出来て、あの辺りに行ってみたいと思いながら、今年は行けそうにありません。
博士山、険しい山なんですね。
投稿: しゅうちゃん | 2023年11月14日 (火) 20時30分
billさんおはようございます!
紅葉🍁を愛でつつも 険しい崖!
厳しい気候を生き抜いてきた樹木たちに
背中押されますね( * ॑꒳ ॑*)⸝
熊危険⚠️の看板も北海道のとは違ってリアルで怖っ‼️
もっと怖いのは「下山」の看板よねぇ!
無事の下山にホッとしちゃった(笑)
投稿: Pee | 2023年11月14日 (火) 08時50分
こんばんは。
枯れ葉を踏む音が聞こえるようです。
ブナの林が綺麗ですね。
下山の看板がちょっと怖い(笑)
投稿: kiri | 2023年11月13日 (月) 23時23分