残雪期の甲子旭岳_2025【登頂編】
観音山の山頂を後にし、甲子旭岳(旭岳・赤崩山)へと向かう。
那須周辺や福島県内の雪山では、比較的難易度が高い山の一つに数えられる。
~ 観音山編より続く ~
観音山の山頂から一旦下って登り返す↓
観音山側ルートのハイライトは、途中にある通称"コブ"と呼ばれる岩稜部↓
(観音山の途中から撮影)
観音山との鞍部付近より見上げる甲子旭のピーク↓
樹木の先に裏那須の稜線↓
この界隈、霧氷に覆われたタイミングで再訪してみたいと思う。
次第に成長したスノーモンスター(樹氷)の姿が増え始める↓
スノモンが形成される山としては東北最南端に当たる。
(国内最南端との声もあるようだが、んーどうだろう?)
右手側には、二岐や小白森、大白森などの山々↓
振り返って観音山↓
西吾妻や蔵王ほどではないものの、中々壮観である。
足元は次第に踏み抜きが多くなってくる^^;
ルートから遠い部分の斜面にも多くのスノモンたち↓
核心部へと近付いていく↓
この付近からトレースがほぼほぼ消えていた><
コブ手前で大きく切れ落ちた斜面を確認し、右手側へと逸れて高度を上げる↓
いよいよラスボス(コブ)へ↓
ルーファイは雪の状況により変化するが、この日は中央右寄りから入って中央部を左側に巻き、その後直登。
コブの途中より、裏那須方向をチラ見↓
振り返って観音山へと続く斜面↓
コブを越え、山頂に向けて再び登り返す↓
灌木帯のため、大きなスノモンは見られない。
途中、振り返ってコブ側↓
コブ直下でクライムダウンしている人のポイントがもう一つの核心部。
なお、普通に下ることも可能な状況ではあった。
そして、広い山頂部へ。バックは赤面から三本槍に掛けての山々↓
甲子旭は積雪期限定の筈だが、無雪期に登る方も相当数いるようで某サイトではごく普通に見られる^^;
何でも"自己責任"で片付ける風潮は如何なものか…と思わなくもない。
那須連峰の南部方向↓
三本槍岳へと続く稜線と右奥に大峠
大峠から続く裏那須の稜線↓(三山:流石山・大倉山・三倉山)
この日は、この稜線を歩いていた方も数名いらっしゃったようだ。
観音沼方向↓
正面奥に霞んで見えるのは浅草岳↓
観音沼は西側の一部、そば畑で有名な猿楽台地は中央右手側に確認できる。
観音山方向↓
右奥は小野岳の先、霞に浮かぶ飯豊連峰の稜線。
小白森&大白森山方向↓
中央奥に猪苗代湖を挟むように磐梯山、吾妻連峰、安達太良連峰と続く。
磐梯山と西吾妻の稜線↓
より鮮明であれば、なおのこと絶景であったろう。
布引高原の風車群も確認できる↓
左奥に大白森。その手前に甲子山とそこから続く稜線↓
20数年前の春の残雪期は、こちら側のルートでピークを踏んでいる。
が、厳冬期や残雪期初期はどうだろう><
中央奥に羽鳥湖。その奥には、須賀川から郡山に掛けての街並みが広がる↓
白河市を中心とした県南地区方向は、濃い霞でスッキリとは見渡せず↓
なお、坊主沼避難小屋も雪に埋もれていて確認できず…
(下山編へと続く)
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